空間表現技術の比較


モノゴトは比較をしないと価値がわからないかもしれません。どちらの方が表現力があるか?どちらの方がリアリティーがあるか?その結果、どちらの方が魅力を伝えて、見ている人からの興味を引き、実際の行動につなげられるか?そんなことを考察・議論するために、いろんな空間表現技術を一覧にしてみました。

写真

題材はタイ・プーケットのリゾートホテルBanyan Tree Phuketです。お客さんがお金を払って空間を体験しにいく・過ごしにいくという意味では表現すべき空間としては最適です。そもそもポータルサイトで複数の静止画や口コミだけでホテルを選定している現状からも改善可能性を感じています。


まずは静止画の写真です。うん、撮影も簡単だし、データ容量も軽く、編集もしやすい。これは紙媒体にしてもウェブサイトにしても取り扱いが楽で必要最低限の情報は伝わります。ただ、視点が固定されていて窮屈さを感じますし、現場の空気感みたいなのは相当に解像度を高めないと伝わりにくいです。

ビデオ

では、動画を見てみましょう。視点移動が出来るので、場の広さやプールや部屋の位置関係などはわかりやすいですよね。デメリットとしては、視点はあくまでも撮影者の視点(動線)であり、データ容量は大きくなってしまい、編集には手間がかかります。

音(サウンドスケープ)

次は音です。ビデオの中でもその撮影時の音は録音されていますが、動画撮影として最適な時間帯(天気の良い明るい時間帯)と、音的な場の雰囲気が伝わる最適な時間帯は異なるので、両立しない場合があります。同じ場所でも朝・晩では音が違いますし、天気によっても異なってきます。リゾートは静かだけど、自然豊かな音であってほしい。なので、同一地点で、時間を分けて録音してみました。

・晴れた朝(朝の虫の声)

・晴れた夜(夜の虫の声)

・雨の夜(雨音とともに雷も)

音で選ぶリゾートホテルなんていうウェブサイトがあってもいいくらいだと感じました。ホテルそれぞれの場所・時間で録音をして、ホテルごとに比較をしたら面白いんじゃないでしょうか。

パノラマバーチャルツアー(Panoplaza)

そして弊社が提供しているパノラマバーチャルツアー。こちらは撮影・編集には少し手間がかかるものの、空間の広がりや位置関係を伝えられると同時に、視点もユーザが変えられるということで、良いのではないかと思っています。なによりも360度視点がわかりやすい。

以上、空間表現技術を列挙してみましたが、バーチャルツアーだけでなく、音もこれまではあまり利用されていない新しい表現方法で、今後の可能性も高いと感じました。もちろん静止画+バーチャルツアー+音などのように複数メディアを統合的に使うのも効果的ですよね。次回のスタッフブログでは「音」に特化した考察をしてみる予定です。

soko aoki


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