Kadinche Spring Camp Meeting 2014:春の全社合宿


年に2回の全社合宿

カディンチェ株式会社では、だいたい年に2回、全社員の参加する「全社合宿」を行っています。合宿の目的やテーマは毎回違うのですが、その時カディンチェ全体で重要なテーマとなっている案件や課題について議論をしたり、この機会に普段できない実験や検証をまとめて行ったりしています。また、普段各メンバーが忙しく仕事をする中で、ついおろそかになりがちなメンバー同士のコミュニケーションを補う機会でもあります。今回の合宿は、5月頭の週末を利用して、富士山のふもと、富士が峰で行いました。キャンプには絶好の季節、天候にも恵まれた「カディンチェ 春の全社合宿」の様子を、今日はご紹介したいと思います。

全社合宿で大事にしている3つのポイント

本来の業務範囲以外の部分で、社員が教育を受けたり、社員同士でセッションを行ったりという取り組みは、どこの企業でも行っていると思います。カディンチェでも、外部の専門家を招いた講習会を行ったり、メンバーそれぞれが興味のある分野や業務範囲に関連したセミナーに参加することもあります。ただ「全社合宿」となると、内容を企画するのになかなか難しい部分があります。メンバーにはそれぞれの役割と業務があり、目の前の仕事に直面しています。必ずしも、同じテーマに興味があるとは限りません。そこで僕たちはこうした機会において、冒頭にお話しした下記3つのポイントを大切にしています。

  • メンバー全体のコミュニケーションを補う
  • 普段なかなかできない技術検証・実験・試験などを行う
  • 全社的・中長期的なテーマでディスカッションを行う

そこで、今回の合宿では、こんなスケジュールで2日間を過ごしました。メンバーからの話を聞くと、「あれもしたい、これもしたい」と、とても2日間では収まり切らないのですが、上記3つのポイントを前提にバランスを考えてスケジュールを組んでいます。

DAY1
09:00-11:30 キャンプ地まで移動
11:30-12:30 昼食
12:30-15:00 実験 色々な実験・検証
15:00-17:30 レジャー1 ゴルフ
17:30-19:30 セッション1 “5年後の社会を考える” w/ BBQ
19:30-20:30 入浴
20:30-22:30 セッション2 “ワークショップ” w/ ビール
DAY2 12,May
09:00-11:00 レジャー2 テニス
11:30-12:30 昼食
13:00-15:00 セッション3 “企業理念とワークスタイル”
15:00-17:30 帰宅

スポーツをしながらのコミュニケーション

日常の業務の中で行うコミュニケーションは、どうしても仕事の内容に縛られがちです。一緒に働いているわけですから、当然「仕事」の話が会話のほとんどになります。でも円滑に「仕事」を回すためには、一緒に仕事をする相手の「人と成り」や「性格」、「考え方」を知っていた方が良い場面もあります。相手のそうした部分を知るための手がかりは、案外と業務の「外」にあったりします。社会人にとって飲み会やゴルフが重要な場である理由のひとつには、「何か(飲んだり、スポーツをしたり)をしながら交わす他愛も無い会話が、相手を知る重要な情報源になる」からだと思います。そこで今回の合宿では、「ゴルフ」と「テニス」。2日連続でスポーツをする機会はなかなかないので、翌日激しい筋肉痛になったメンバーもいましたが。単純にスポーツをしてリフレッシュできたばかりではなく、メンバー同士の個性やカラーが、また少し混じり合ったのではないかなと思います。


富士山をバックにした気持ちのよい練習コース


この日、テニスを始めるまで、実はテニス経験者であることを隠していた弊社専務。


この日、テニスが終わるまで、実は今、テニススクールに通っていることを隠していた制作の高橋さん。


二人の意地をかけた戦いは、パノラマ動画でバッチリと記録されました。

 

技術検証・実験:この機会に、いろいろ試す

さて一方、普段オフィスや都会ではできないことを試そうということで、今回もたくさんの機材を持って行きました。カメラが、、合計21台。。クアッドコプターにラジコンカーに、自動雲台。みんなそれぞれやりたいことを考え、機材を選んできたのですが、危うく車に乗り切らず、一人置いて行かれそうになりました。

カディンチェは、360°パノラマを使ったバーチャルツアー・バーチャルショップ制作サービス「panoplaza」(詳しくはhttp://www.panoplaza.com)の他、このサービスに関連して、あるいは開発メンバーの経歴や得意分野を活かした受託開発・受託研究にも取り組んでいます。そうしたお仕事に欠かせないのがカメラ。普通のカメラはもちろん、色々なカメラが必要になるので、どうしても機材が増えていきます。ご相談頂くお仕事の中には、「そんなことが本当にできるのか!?」といったものも少なくありません。「できるかどうか分からないけど、とりあえずやってみる」。そうした取り組みを重ねる度に、機材は自然と増えていきます。そうした機材たちは、僕たちの技術を高めスキルを広げる会社の財産でもあります。ひとつひとつの機材に、「ああ、あのときこれを使ってあんなことしたなぁ」という思い出がつまっています。
今回の合宿で具体的にどんな実験を行ったのかをブログで公開することはできないのですが、何枚かの写真をご紹介します。


富士山の前で望遠レンズを付けたカメラをPCから操作する専務。


急ごしらえしたラジコンカー。


最近取り組んでいる「空撮パノラマ」のためのヘリコプター操縦訓練。


墜落したヘリコプターを回収する社長。墜落の原因は操縦士の腕ではなく、整備不良です。

こうした実験や取り組みは、必ずしも直接お仕事につながるものばかりではありません。ただ、こうした機会と場所は、普段眠らせていたアイデアを試す絶好のチャンスになります。課題や問題を発見し、「次はこれをやってみよう!」という良い動機付けにもなりました。

ディスカッションは火を囲みながら

「せっかく外に来たのだから!」と、今回のディスカッション・プログラムのうちの一つは、「バーベキューのあと、火を囲みながら」やってみることになりました。陽もくれて月明かりと暖かい火を眺めながら、リラックスしたムードでやってみたいという企画者の意図でした。


しかし。都内ではずいぶんと暖かくなった時期ですが、このあたりは未だ夜は冷え込みます。「寒過ぎて議論に集中できない!」という声もちらほら。そんなわけで夜のセッションは急遽室内で行うこととなったのですが、その後の親睦会も含め、終電の時間を気にすることもなくゆっくりと話をすることができました。今回の各セッションには、メンバーそれぞれに簡単な宿題がありました。一つは「5年後の社会を想像し、それまでに自分がやるべきことを考える」。もう一つは、「カディンチェのキャッチコピーを考える」です。カディンチェを、どんな会社にしたいか。その中でどんな役割を果たしたいか。そうした話は、普段オフィスや会議室では話題になりにくいものです。メンバーそれぞれが中長期的な視点から自分の考えを話す。何かちょっと照れくさい感じもあり、途中から「笑点」のような雰囲気になってしまいましたが。会社の規模が小さいことには不利な面も多々有りますが、メンバー全員が、こうした全社的なテーマに触れることができるというのは良いことかもしれません。
親睦会のあとは、タイムラプス映像を撮りに行った人、月の軌道を確認する人、音楽の話題に興じる人、ウィスキーを片手に星空を眺める人、みな思い思いにこの機会を楽しんだようでした。


「全社合宿」のために時間を捻出したり、準備をするのには、けっこうな労力がかかります。様々な業務の締め切りがある中、気持ちを切り替えて楽しむのにもエネルギーが必要です。しかしこうしたイベントの後には、きっと何か新しいアイデアや取り組みが、生まれるものです。新しいアイデア、新しい取り組みのキッカケの一つになるように、今後も「全社合宿」は定期的に開催される予定です。次回は秋頃、温泉が良いかな。最後まで読んで頂き、ありがとうございました!


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