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2016.02.01

パノラマ撮影キット、Pixeet レビュー(前編)

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画質と手間のバランスがとれたPixeet 今回は、フランスのPixeet社が提供するパノラマ撮影キットおよび専用アプリをご紹介したいと思います(Girocamもそうですが、フランスも含めてヨーロッパにはパノラマやカメラデバイスの製造・開発に取り組んでいるベンチャー企業が多いイメージがあります)。以前からその存在は何となく知っていたのですが、ふとしたきっかけで改めてサイトを見たところ、以下2点に強い興味を持ちました。 1. 魚眼レンズにも関わらず、従来に比べて画質が良い 2. 4ショットの撮影で360度パノラマ写真ができる これまでにもiPhoneに装着するタイプの魚眼レンズを幾つか試してみたところがありますが、どれも画質がイマイチ。ワンショットミラーはもっと残念な感じです。ところが、Pixeetのデモコンテンツを見る限り、結構、いや、かなりきれいに撮れている。これが興味を持った最も大きな理由です。 しかし、仮に画質が良くとも、それに比例して手間がかかってしまってはあまり意味がありません。この点についても、Pixeetは4回の撮影で全方位がカバーできるとのこと。これは期待できるかも?と思い、早速、社長に頼み込んで発注してもらうことになりました。 キットが到着! 注文から2日後にはキットが到着。決済はPayPalですが、発送は国内からなので、早いですね。主な中身はケースと魚眼レンズの2つ(写真左)。 実際にiPhoneに装着してみるとこんな感じですね(写真右)。魚眼レンズは、ケースとマグネットで接着する仕組みになっています。 早速、試し撮り Step1 : 撮影の準備 App StoreからダウンロードしたPixeet専用アプリ(無料)を起動します。そう、実はこのアプリこそが肝心で、最適化された魚眼レンズと組み合わせて使用することで、少ない撮影回数で、より高画質なパノラマ写真を作成することを可能にしているのです。このアプリを立ち上げると、メニュー画面が表示されます。ここから「新規パノラマ」、「4ショット 球状パノラマ作成」へと進みます。最後に保存するアルバムを選ぶと、いよいよ撮影画面になります。 Step2 : 4回の撮影 撮影モードのユーザーインターフェースは工夫されていて、画面中央に見える正方形の枠に対して、垂直方向と水平方向のグリッド線がちょうど合うようにiPhoneの位置を調整します。これがピッタリ重なると、線が緑色に変わり、自動的に3秒のカウントダウンが始まります。位置を固定して3秒間持ち続ければ、写真のシャッターが下りて、無事、1ショット目が完了となります。その後、画面に右に回るよう指示が出るので、iPhoneを右に90度向けて、先ほどと同様に位置合わせを行ない、撮影します。このようにして、右回りで4回撮影が終われば、終了です。 Step3 : アップロードと合成 あとは、アプリからアップロードするだけです。4枚の写真をつなぎ合わせて1枚のパノラマ写真に合成する処理はPixeetのサーバー上で実行しているようで、ネットワーク環境が必要になります。3G回線ではちょくちょくエラーメッセージが出ているので、WiFi環境のほうが安定していて良さそうです。3~4分ほど待つと、自動的にpixeet.com上にページが生成され、そこにキューブ変換後のパノラマ写真を見ることができるようになります。もちろん、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディア上での共有も可能です。尚、より詳細な操作方法はこちらのヘルプページにまとまっています。 完成したパノラマ写真はこんな感じです。 なかなかきれいに撮れてますねー。次回の後編では、異なる方法で撮影したパノラマ写真との画質比較や、実ビジネスでの活用アイディアについてまとめてみたいと思います!

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2016.02.01

高層ビルの最上階からTiltShift + Time Lapse撮影

  • AokiSoko
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先日、都内某所の高層ビル最上階から、ギガピクセルパノラマ撮影のお仕事がありました。このパノラマ写真自体は、お客様社内でのご利用が目的のため公開できませんが、当日は晴天であまりにもキレイな景色だった他ため、ギガピクセルパノラマを撮影中にもう一台のカメラを使ってちょっとした動画を作ってみました。作った動画がこちらです。↓ Tilt Shift(ティルトシフト)+ Time Lapse(タイムラプス)で動画作成 Tilt Shift(ティルトシフト)とは、元々Tilt Shift Lensという特殊なレンズを指す言葉のようです。元々は、難しいアオリ撮影で歪みを補正するために工夫されたレンズで、レンズ自体を上下にズラす事ができます、不思議な動きをします。これによってレンズの光軸とセンサー面を意図的にずらし、像の歪みを発生させます。撮影対象を大きく見上げたり見下ろしたりする構図で、この像の歪みを逆に利用する為のレンズです。また、この原理を利用してレンズを斜めにすることで、ピントの合う範囲を調整することができます。アオリ撮影での奥行きに幅のある場面で、ピントの合う範囲を広げることができるのです。レンズの特徴は、こちらの動画を見るとよく分かります。↓ Photoshopで、Tilt Shift レンズで撮ったような加工を このレンズの効果を逆に利用して、景色や街並を遠目で撮影したときに撮影対象をまるで「ミニチュア」のように写すことができます。数年前にけっこうなブームがあり、最近でもネット上で良く見かけます。ヨーロッパの街並や大都市の遠景が、まるでジオラマのように写った不思議な写真を見た事がありませんか?最近ではこういった表現をしている写真自体を「Tilt Shift(ティルトシフト)」と呼んでも違和感がないくらい、この言葉と表現手法が定着しているように思います。 さて、この「Tilt Shift(ティルトシフト)」レンズがないと、こういう素敵なかわいい写真は撮れないのかと言うと、ぜんぜんそんなことはありません。TiltShift撮影専用のiPhoneアプリ :「TiltShift Generator」というアプリをはじめ、TiltShift効果をつけられるカメラアプリもたくさんあります。「TiltShift Generator」はWebアプリやWindows用の無料ソフトも提供しています。また、PhotoShopを使ってTilt Shift風に加工することももちろんできます。「ぼかし」や「彩度」を使って少しずつ加工すると、キレイなミニチュア風の写真に仕上がると思います。そして今回使ったのは、Photoshop CS6から登場した「チルトシフト」フィルタです。ちょろっとパラメータをいじるだけで、簡単にミニチュア風の写真ができあがっちゃいます。スゴい! カメラを固定して連写、Time Lapse動画を作成 TIme Lapseというのは、数秒置きに撮影した静止画をコンマ何秒かずつ並べて動画にする、要はパラパラ漫画です。微速度撮影といって、雲の流れや自然風景の移り変わりを「早送り」で再生したいような時に用いる手法です。これも数年前から広く知られるようになり、vimeoなんかでは専用のチャンネルがあって、たくさんのコンテンツを見ることができます。長い時間をかけてダイナミックに変化する風景を、専用の雲台を使って少しずつカメラを動かして撮影すると、非日常的でとても不思議な映像を作る事ができます。 今回は雲台もないので、カメラを固定して6つのアングルでそれぞれ50枚〜100枚くらいの写真を連写しました。カメラによっては等間隔で自動的にシャッターを押す機能が付いていたり、PCで制御したり、電動雲台から制御するなど様々な方法がありますが、今回は普通に連写で撮っています。 さて、こうして撮影した数百枚の写真を、先ほどご紹介したPhotoshopの「チルトシフト」フィルタで1枚ずつ加工していきます。解像度を適当なサイズに修正して、フィルタをかける前に彩度やコントラストを少し調整します。同じ場所から同じ設定で撮影した写真なので、同一アングルから撮った写真は全て同じ加工を施します。1枚目の加工で使った処理は、Photoshopの「アクション」パネルから記録しておき、バッチ処理からアクションを呼び出すことで選んだ画像ファイル全てに同じ処理を施します。この程度の処理だったら、数百枚の写真もほんの1分程で加工が終わってしまいます。 Time Lapse作成専用のアプリ:Time-Lapseを使ってみた あとは加工した写真を並べて再生するだけです。iMovieやADOBE Premireなどの動画編集ソフトのタイムラインに画像を読み込んで作ってもいいのですが、今回はせっかくだからMac App Storeでアプリを探してみることにしました。検索してみるといくつかアプリがヒットしましたが、いちばんシンプルで簡単そうだった、その名も「Time-Lapse」を使ってみることに。使いたい画像を選択して、各画像の再生時間など簡単な設定をいくつかするだけで、これまたたった15秒ほどで「チン!」という音とともにTime Lapse動画が完成しました。色々と便利な世の中になったものです。こうして作成したのが、冒頭でご紹介した動画になります。 もうちょっとコテコテに加工した方が、作り物っぽさが表現できたかなとも思います。でも、撮影の合間に撮った写真で作った割には、可愛らしい映像ができました。 360度パノラマやバーチャルツアーにも新しいアイデアを 今日のブログは、このサイトのメインテーマである360度パノラマやバーチャルツアーとは少し離れた話題でしたが、「ちょっとだけ工夫して面白いものを作る」というアイデアの引き出しは、常にたくさん持っておきたいものです。「こんなことできないの?」というお客様のアイデアに対し、「こうすればできます」と言えるためには、日々色々な実験や取り組みを続けていく姿勢が大事なんじゃないかな、と思います。パノラマやバーチャルツアーにも、新しいアイデアを取り込んで、見てもらって「スゴい!」と思ってもらえるようなコンテンツを、作り続けていきたいなと思っています。

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2016.02.01

360パノラマ写真のHDR撮影と普通の撮影の比較

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PanoPlazaのパノラマ撮影では通常、HDR(High Dynamic Range)撮影・合成を行います。露出を変えた複数枚の写真を合成することで、白トビや黒ツブレの少ない写真を作ることができます。当サイトでも、「パノラマ写真の作り方 | 高画質パノラマ撮影」やブログ記事「スタッフのブログ | パノラマ写真で人を撮るとき」等で、その手法について簡単に触れています。wikipediaには、とても分かりやすく事例も交えた記事があります。カメラのフィルムやセンサーが記録できる明るさの幅は、人間の知覚できる明るさの幅よりも狭いため、その幅をあえてズラして撮影した複数の写真を合成することで、人の目で見た状態に近い写真を作るための手法です。夜景や風景、建築など、うまく合成できればものすごくキレイな写真が仕上がります。 HDR撮影と普通の撮影の比較 PanoPlazaの360度パノラマ写真や、パノラマ・バーチャルツアーでは、「その場の雰囲気を、できるだけそのまま」再現することを前提としています。そのため、大体の場合で、露出を変えた3枚の写真を使ったHDR合成を行います(ギガピクセルパノラマと呼ばれる、超高解像度のパノラマを撮るとき以外は)。HDRでは通常の3倍以上の枚数の写真を扱うことになりますが、撮影時や合成時にちょっとだけ手間をかけるだけで鮮やかな360度パノラマを仕上げることができます。そのため普段は何も疑わずHDR撮影なのですが、実際の撮影現場ではHDR撮影自体がブレや不鮮明な部分を生む原因になることがあります。足場が悪くてカメラが安定しない場合や、極端に暗くて長時間の露光を強いられる場合、野外で風の強い日や、幹線道路脇で振動が気になる場合、などなど。。そういう時は無理にHDR撮影しなくても、キレイに撮れる技術を身につけなければな、と最近考えていたところなのですが、そもそも360度パノラマ写真でHDRではない撮影というのを、あんまりやったことがないことに気がつきました。実際どうなんだろうと気になったので、先日撮影した360度パノラマで、HDR撮影とそうじゃない撮影の2枚を比較してみました。 ※HDRで合成した場合 ※HDR合成を行わない場合 ぱっと見…、ちょっと分かりづらいですが。。クリックすると、大きめのサイズの画像を見ることができますので、是非確認してみて下さい。細かいところを比較すると、HDR撮影の方が表現力に優れていることが一目瞭然です。HDRを使わない撮影では、床面がどんより黒く写ってしまったり、間接照明の当たった壁面が不自然な色になってしまっているのが分かります。カウンター部のボトルやサラダなども、HDR撮影の方が鮮やかに写っていますね。 こうして改めて比較してみると、特殊な条件でないかぎり、HDR撮影をした方がより現実的で、鮮やかなパノラマ写真が撮れることが分かりました。それでは、HDRが上手く行きそうもないとき、どんな撮影をしたら良いのかと言うと…。それはケースバイケースなのかもしれません。鮮やかさや、明暗の幅を広げることを優先するのか、それとも明瞭さやシャープネスを優先するのか。。それは、日々の撮影の中で、試行錯誤しながらその都度最良の手法を考えて行くしかないのだと思います。どんな環境でもちゃんとキレイなパノラマ写真が撮れるように、スタッフそれぞれが色々な工夫をしながら経験を積んでいくしかないですね。 パノラマ写真から作るスモールプラネット 今回のブログの本題は「360パノラマ写真のHDR撮影と普通の撮影の比較」というテーマでしたが、ちょっと話題を変えて小ネタを。 先日、かの有名なブログ「Web クリエイターボックス」さんが、パノラマ写真に関する記事を書かれていました。まるで界王星!Photoshopで作る惑星風360度パノラマ写真」という記事で、PhotoShopを使ってパノラマ写真からまるで小惑星のような(界王様の星みたいな)画像を作る手法が紹介されています。Webに関わる人ならば誰しも見たことのあるブログ「Web クリエイターボックス」さんで、パノラマ写真に関する話題が取り上げられるとは…。これをきっかけに360度パノラマ写真やバーチャルツアーも、更に盛り上がってくるかもしれません! そんなわけで、先ほどのパノラマを、PhotoShopで惑星にしてみました。 ※PhotoShopで作ったSmall Planet ちまたでは、「Small Planet」と呼ばれるそうですね。パノラマ合成の標準ソフトで、PanoPlazaでも合成に使っているPTGuiでも、簡単にSmall Planetパノラマを出力することができます。PTGuiの場合は、panorama写真の出力形式を「Circular」にして出力すると、Small Planetが出来上がります。なんだか不思議な感じですね。 ※パノラマ合成ソフトから直接出力したSmall Planet なんだか病み付きになってきたので、当サイトでも事例として掲載させて頂いているPanoPlazaのお客様のパノラマをSmall Planetにしてみました。やっぱり野外のパノラマの方が、「惑星っぽさ」が出て面白いですね。PanoPlazaでは室内を撮影することが多いので、野外のサンプルはあんまりないのが残念ですが…。しかしこうしてSmall Planetパノラマを並べてみると、うーん、意外とクールな絵になるんじゃないか。と、そう思ってPanoPlazaのポスターも作ってみました。 360度パノラマ写真って、バーチャルツアーとして利用する以外にも、けっこう色々な表現に使えるのかもしれませんね。ということで、今日は360度パノラマの撮影手法と、面白い出力形式についてご紹介させて頂きました。次回はまたちょっとした、撮影手法についてご紹介したいと思います。

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2016.02.01

iPhone5にパノラマ撮影機能が搭載!

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皆様、こんにちは。昨日、ついにiPhone5が発表されましたね。4インチRetinaディスプレイや、A6チップ搭載による従来比20%近くの減量・薄型化、処理速度の向上。処理速度の向上は2倍とも4倍とも、画像処理能力については16倍とも言われています。「iPhone史上 最大のアップグレード」と言うひとが居たり、「スマートフォン史上 最大のアップグレード」と言うひとも居たり、更には「家電製品で最大のアップグレード」という検索結果もちらほら。。最後のはさすがにどうかと思いますが。 「家電製品で最大のアップグレード」と聞いて、僕が個人的に思い浮かべるのは、今年6月に発売された「パナソニック ナノイー搭載 ビエラ」です。お肌の調子を整える微粒子イオン「ナノイー」がテレビから吹き出すわけです。今までは空気清浄機的なもの(?)からしか吹き出さなかった「マイナスイオン」がテレビから。しかも画質も良くて、音もキレイ。録画も簡単、省エネ設計。しかも「マイナスイオン」が飛び出す。なんと大胆なアップグレードだろうと思ったものです。まぁその話は関係ないないま…。 少なくとも「iPhone史上最大のアップグレード」だったiPhone5の発表でしたが、市場やアナリストの分析はけっこう冷静で、「大方予想通りの発表だった」と結論付けられている記事が多いようです。その見方を反映してか、アップルの株価はちょびっと上がっただけに留まりました。発表を待っていたファンやユーザーは、「概ね満足な内容だったけど、腰が抜けるほど驚く内容でもなかったかなー」みたいな反応でしょうか。しかし皆さんは、大事な部分を見落としているようです。きっとその機能が搭載されたことに注目する人も少ないからでしょう。その機能が搭載されていることをもっと多くの人が知ったら、アップルの株価はまた大幅に上がるかもしれません。PanoPlazaのスタッフが注目しないわけにはいかないその機能とは、「パノラマ撮影機能」です。 iPhone5に新しく搭載された「パノラマ撮影機能」 iPhone5には、シャッターを押さず、ビデオを撮るように撮影範囲を収める「スイングパノラマ」形式でパノラマ撮影ができる機能が搭載されているようです。この機能はどうも現在のiOSにも開発段階では盛り込まれていたと聞いたことがあります。OSの設定をいじって機能をActivateするとパノラマが撮れるとか撮れないとか。しかし今回のiPhone5では、正式な機能として採用されたようです。アップルのサイトにもちゃんと紹介されています。 メディア向けハンズオンでパノラマ機能を試した動画がありました。残念ながら、左右240度まで、つまり360度のパノラマ写真はとれないみたいですね。しかしいずれにしても、iPhoneにこうした機能が正式に搭載されたことによって、パノラマ写真の認知度や360度パノラマに対するニーズが高まり、ハードソフト含めて様々な技術が新たに生まれ、バーチャルツアーがもっと身近な存在になれば良いな、と感じました。 Video streaming by Ustream

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2016.02.01

ウェブコンテンツとしてのGoogleストリートビュー(大学編)

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Google社は「Googleお店フォト」や「Google Art Project」など、360度パノラマ写真やギガピクセルパノラマ(超高解像度パノラマ)を使ったコンテンツに多方面で取り組んでいます。今日ご紹介するのは、Googleストリートビューのギャラリーに掲載されている79校、121の大学のキャンパスです。今回41校の大学が新たに追加されました。PanoPlazaスタッフの母校もいくつかストリートビュー化されています。   日本には国立・公立・私立全てあわせて760校以上も大学があるそうなので、それを考えるとまだ少なく感じるかもしれませんが、360度パノラマ写真で志望校や出身校のキャンパスが見れるというのは、受験生にとっては良いモチベーションになりますし、卒業生にとっても懐かしくてつい見てみたくなるコンテンツだと思います。今後も継続的に増えていきそうですね。 ちなみに、日本で一番最初にストリートビューに対応した大学は立命館大学だそうで、公開記念セレモニーにはGoogleの辻野社長(当時)もいらっしゃたみたいです。 今回のGoogleの発表にあわせて、多くの大学がホームページにニュースを掲載していました。しかし、ニュースページで取り上げるだけでは、時間の経過とともにユーザーの目につきにくくなってしまいます。これに対して、立教大学はキャンパスマップページにストリートビューをiframeで組み込むなど、コンテンツとして上手く活用されていますね。   ※ネットエイジアリサーチ:「大学選び」についての調査(2009年11月) 少し古い調査結果ですが、大学受験生が志望校の情報を収集する手段として、オープンキャンパスへの参加やPCサイトのチェックが上位に挙がっています。こちらを踏まえると、特に志望校から遠方に住んでいる受験生や家族の目線で考えると、とても便利なコンテンツと言えるでしょう。 遠く離れた志望校のストリートビューを眺めながら、来年春からのキャンパスライフを妄想…なんて十分にありそうです。そんな妄想をかきたててくれるのは、やはりパノラマ写真ならではの臨場感や没入感があるからなんだと思います。360度のパノラマコンテンツやバーチャルツアーは、物理的な距離が離れているほど、「行ってみたいけどなかなか行けない」場所であるほど、価値を発揮するコンテンツです。せっかくの魅力的なコンテンツなので、大学ホームページなど、最大限活用したいところですね。

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2016.02.01

パノラマ撮影キットの現状と今後について

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パノラマ撮影のセルフキット 1ヶ月ほど前の話になりますが、BubblePixというイギリスの会社が提供している、bubblescope(バブルスコープ)というiPhone用のパノラマ撮影キットがニュースに取り上げられていました。このキットはいわゆる「ワンショットミラー」と呼ばれるもので、逆さにした円錐形のミラーに映る全方位の様子を撮影することができます。 ※注意:BubblePixとは異なるミラーで撮影した写真 また、BubblePix社は専用共有サイトというを「場」をユーザに提供することで、パノラマ撮影の動機付けをし、結果的にこのハードウェアのプロモーションの役割を果たしていると言えます。   セルフキットとPanoPlaza 当社では、このような簡単かつ低コストなパノラマ撮影を可能にするハードウェアに注目しています。というのも、私たちが提供するPanoPlazaはお客様自身でパノラマ写真をご準備頂くところがスタート地点となるサービスで、それ以降のバーチャルツアーコンテンツ制作の工程にフォーカスしています。従って、このようなパノラマ撮影のセルフキットが広まることで、よりPanoPlazaのニーズや利用価値が高まると考えているのです。 もちろん、当社スタッフが現地にお伺いする撮影サービスもご提供しており、非常に多くのお客様にご利用頂いておりますが、「自分たちで手軽に撮影できるような方法はないのか」といったご要望を頂くこともまた事実です。 画質とコストのトレードオフ さて、このbubblescope、一般ユーザが手軽に簡単にパノラマ撮影ができるというメリットがあるものの、デメリットも残念ながら存在します。それは画質が相対的に見て良くないという点です。 例えば、パノラマ写真が撮影できるiOSアプリの代表格、Photosynthは、撮影した複数枚の写真から、高画質な1枚のパノラマ写真を自動的に生成しますが、bubblescopeの場合は、ミラーに写った全方位の風景を1枚の写真として撮影・加工するため、どうしても画質が劣ってしまいます。逆にPhotosynthは回転途中で上手く行かなくなってしまったり、写真の繋ぎ目が少し破綻してしまうなど、必ずしbubblescopeのワンショットのような手軽さがあるわけではありません。 このように、現在の技術では、パノラマ写真の画質と撮影コストはほぼ完全なトレードオフの関係にあると言えるでしょう。(例外をご存知の方、ぜひ不勉強な私に教えて下さい!) 今後のイノベーション このトレードオフ、なかなか悩ましい問題ですが、近い将来、これを覆すようなイノベーションが必ず起こると信じています。特にここ数年で起きたスマートフォンの急速な進化と普及が、写真を軸としたコミュニケーションのあり方に大きなインパクトを与えています。従って、スマートフォンという技術が写真共有アプリの盛り上がりを生み出したのだとしたら、技術的なイノベーションさえあれば、「空間そのものの共有」という新しい形のコミュニケーションが促進されることもあり得るのではないでしょうか。 今後も、パノラマに関連する様々なハードウェアやサービスについて書いて行きたいと思います。

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2016.02.01

バーチャルツアーはiPadのキラーコンテンツになるか

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バーチャルツアーはiPadと相性が良い PanoPlazaで作るバーチャルツアーやバーチャルショップは、基本的にPC、iPhone、iPad、Androidタブレットでそれぞれ閲覧することができます。必要があれば、PCとiPhoneで画面表示を変えたり、機能を変えたりすることもたまにやります。そして納品時にお客様から頂くコメントの中で一番多いのは、「iPadだと気持ちよく動くねぇ」「タブレットの方が、直感的に楽しめるね」というものです。360度パノラマのコンテンツは、タッチで視点を操作したり、ビンチで拡大するなど、タブレットの操作と非常に相性が良いというのが、私たちと多くのお客様の共通した認識です。 ※ICT総研:2012年4月26日 上記のグラフは、2010年度以降のタブレット端末の日本国内および世界での出荷台数です(2012年度以降は予測値)。iPadを筆頭に、タブレット端末は今や私たちの生活に広く浸透し、程なく日々の生活に欠かせないデバイスとなるかもしれません。自然と、「iPadで何をするか!?」「どんなコンテンツをiPadに載せるか」ということが話題になります。PanoPlazaでも、バーチャルツアーをアプリに埋め込んだり、iBooks形式の電子書籍に埋め込んだり、タブレットを絡めたお仕事を頂くことが多くなりました。慶應義塾大学様・国際航業株式会社様とご一緒させて頂いた「屋内混雑度共有アプリ:aitetter」では、二子玉川ライズ内の混雑度をAndroidから確認できる機能に加え、その場所の様子をパノラマで確認できるようバーチャルツアーを閲覧できるようにしました。Pihana Consulting様と一緒に三越伊勢丹株式会社様にご提案させて頂いた「イセタンハネダストア バーチャルショップ」では、伊勢丹様店舗に設置したAndroid端末の専用アプリ内に、バーチャルツアーを入れました。最近では住宅メーカー様向けに、モデルハウスをバーチャルツアー化し、電子住宅カタログの中で活用するというご提案をしています。最近では、360度パノラマ、バーチャルツアーの打ち合わせをしていると、「iPad」や「タブレット」という単語が必ず出てくるようになりました。 iBooks:作りやすさや配布のしやすさが魅力 バーチャルツアーと、iPadやタブレットという切り口で、PanoPlazaが注目しているのはiBooksです。360度パノラマ写真やバーチャルツアーを、スマホやタブレットで閲覧するには、色々な方法があると思います。アプリとして作りこんでもよいし、ブラウザベースで閲覧できるようにしてもよいし、AndroidであればFLASHで作ることもできます。現在様々な形式のものがありますが、電子書籍として公開することもできます。ただ私たちは、色々なやり方がある中でも、iBooksコンテンツとしてバーチャルツアーをiPadで活用することをお勧めしています。その理由は、iBooksの作りやすさと配布のしやすさ、それから前段で少し触れたiPadのシェアです。iBooksコンテンツは、アップルのAPP STOREでダウンロード可能な「iBooks Author」というソフトを使って制作します。ドラッグアンドドロップなどの直感的な操作で、電子書籍を制作編集することができます。そしてこの「iBooks Author」には、Webの標準的な技術で作られたコンテンツを、ウィジェットとして組み込むことができます。既に制作しているバーチャルツアーをウィジェット化するだけなので、iBooks用に追加の開発や余分な手間がかかることがありません。そういうわけなので、バーチャルツアーをタブレットで見るには、iPad(iBooks)で見るのが一番早くてお手軽ですよ、とお話させて頂いております。 iBooksや電子書籍への期待値は? さて、ここまではどちらかというと、360度パノラマのバーチャルツアーを制作しているPanoPlazaスタッフとしての見解でして、実際に電子書籍やiBooksは昨今の世の中的にどうなのでしょうか。iBooksは、発表当初はとても話題になり、日本でも富士重工様の「LEGACY」のプロモーションで制作された事例(右)のように、スタイリッシュなコンテンツも登場してきました。すぐに浸透するものと感じていましたが、現時点でそれほど大きな広がりを見せているわけではなさそうです。一方米国ではそれなりに多くのコンテンツが流通しているようでした。iTunes Storeの設定を「US」にしてしてみると、膨大な数の電子書籍が出てきます。その中で、iBooks Authorによって作られた書籍には、「Made with iBooks Author」という印がついています。iBooks Authorによって作られた書籍は、iPad用、iPhone用でそれぞれ4万件を超えるくらいでした。これが多いのか少ないのか、今後の普及を期待するのに充分な数値なのか、現時点では判断できませんが、今後日本も含めてiBooksのコンテンツがより広く流通するようになる余地は充分あると予測しています。 iPad(iBooks)+バーチャルツアーは、これから!? ※APP BANK:2012年3月28日 一方、こんなデータもあります。上記はiPadユーザーの年齢と性別の分布です。これを見ると、iPadのユーザーは、割と年齢層が高いことがわかります。なんと40代以上のユーザーが、全体の50%を占めています。さらにユーザーの80%が男性であることがわかります。iPhoneやスマートフォンが、若者世代を中心に普及しているのに対して、iPadやタブレットは「大人向け」の渋いデバイスだということが分かります。 また、右の図は、そのiPadユーザーに聞いた「電子書籍を読んだことはありますか?」という調査の結果です。80%以上の人が、「電子書籍を読んだ事がある」と回答しており、90%の人が「電子書籍に興味がある」と回答しています。iPadやタブレット端末が広く普及していくと同時に、「電子書籍」という言葉も広く認知され、多くの人が「電子書籍」に興味を持ち「読んでみたい」と考えていることが分かります。「これからは電子書籍が来る!」と思いたいところなのですが、そういったソフトウェア会社、制作プロダクションの気持ちに水を差すようなデータもあります。 ※MMD研究所:2011年11月25日 上記のグラフは、「今後増えたらいいと思う電子書籍のジャンル」についての調査結果です。これを見ると、「電子書籍」はあくまで「紙の書籍」の延長線上であり、まだまだその枠を超えたコンテンツとして認知されていないように見えます。「Webコンテンツをウィジェットとして電子書籍に埋め込む」ことで実現できる、インタラクティブなコンテンツ、リッチコンテンツ、ネットワークと連携したコンテンツという意味では、「期待が薄い」というよりは「それが比較的簡単にできることが、充分に知られていない」状況なのかもしれません。充分に知られていないということは、事例や実績が増えれば、iBooksの活用について認知が広がり、あたらしい機会が生まれてくる可能性がある、ということかもしれません。(という風にとらえたい) 今日は、360度パノラマ写真、バーチャルツアー、iPad、iBooksというキーワードで、少し前にPanoPlazaスタッフ内で議論した内容をもとに、ブログを書いてみました。バーチャルツアーをどのように活用するかという話は、お客様それぞれで最適な形があり、PanoPlazaではどのような開発手法、制作方法でもご提案させて頂く事ができます。一方で、低コストで、スピーディに再利用、活用するための手法として、iPad(iBooks)周りの今後の動きにも注目していきたいと思います。 長くなりましたが…、最後までお付き合い頂きましてありがとうございました! iPadやiBooksのネタについては、今後も継続的に書いて行きたいと思います。

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2016.02.01

隅田川夕景を超高解像度パノラマで撮影

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様々な場所から超高解像度パノラマをテスト 当サイトでも「超高解像度パノラマ」として撮影サービスをご紹介していますが、最近 超高解像度パノラマに関するお問い合わせの数が増えてきました。お問い合わせは、解像度や掲載方法などの技術的な内容から、「こんな場所で撮影できるか?」「こんなものを撮影できるか?」等の具体的な内容まで様々です。特に撮影場所については、頂いた情報から何となく撮影の可否や撮影方法を考える事ができるのですが、いかんせんパノラマ撮影には「一発勝負」という面があります。そのため普段から車での外出や撮影の際には機材を用意しておいて、色々なシチュエーションでテスト撮影をするようにしています。 逆光の夕焼け、橋の上からの撮影 この日のテスト撮影では、市街地から高層ビルを見上げる絵面のパノラマ写真を撮る計画でした。車で色々と回りながら撮影地を探したのですが、なかなか開けた場所から高層ビルを見上げられる場所が見つかりません。今が旬の高層建築物といえば、「東京スカイツリー」です。スカイツリーめがけて隅田川を少しずつ上流に登りながら撮影地点を探しましたが、適切な場所をみつけられないまま、スカイツリーのすぐ根元まで来てしまいました。そろそろ陽も沈んでしまうので、スカイツリーはあきらめて別の被写体を探していたところ、橋の上から見えるキレイな夕陽を発見しました。逆光の夕焼け、架橋の上という条件で上手く超高解像度のパノラマ写真を撮影できるだろうか。ということでテーマを切り替えてテスト撮影をしてみました。 3枚1セットのHDR写真を44枚合成 この日は望遠レンズがなかったので、最大85mmのズームレンズを使いました。橋の上からみた夕陽を斜め右上あたりに捉えながら、障害物の入らないギリギリの範囲のパノラマ写真を、4行11列の計44枚の写真から合成することにしました。上記のように少しずつ重なり合う写真を、順に撮って行きます。また、夕陽を正面から撮影することになるため、同じ角度の写真を露出を変えて数枚撮影するHDR合成も行ってみることにしました。HDR合成をすれば、写真の白トビや黒ツブレを多少抑制することができます。3枚1セットで、合計132枚の写真を撮りました。 そして、完成したパノラマ写真が↑こちらです。横が約36,000px、縦が約7,000px、容量約1GBの超高解像度パノラマ写真ができあがりました。1ファイル1GBものパノラマになると、僕の古いMacでは合成するのに6時間もかかります。できあがった画像をレタッチしようにも、僕の古いMacではPhotoshopでファイルを開くだけで30分以上かかります。編集は不可能だったため、そのままの状態で掲載しちゃいました。(※撮影をご発注頂いた際には、ちゃんとしたマシンでちゃんと編集しますよ) ところで今回のパノラマ写真では、HDR合成を行いませんでした。割と頑丈な橋だったのですが、大型の車両が通った際の振動で、一部の写真がちょびーっとずつブレていたからです。HDRにすれば、もう少し肉眼に近い画質を再現することができるのですが。望遠レンズを使った時の風や振動による影響は大きいですね。  

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2016.02.01

バーチャルショップでデパ地下へ集客

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大丸東京様 バーチャル スイーツ ショップ 今年9月末に公開となった大丸松坂屋様の「大丸東京店 バーチャル スイーツ ショップ」。駅中という立地にあり、充実した商品を幅広い客層に向けて展開する同店のスイーツコーナーを、バーチャル ショップとして構築した企画コンテンツです。ネットショッピングサイトへの集客を狙って公開された同コンテンツは、公開から1ヶ月以上経った現在でもおかげさまで大盛況となっています。百貨店としては初めての取り組みで、また、デパ地下のように賑やかでたくさんの人が訪れる場所を撮影したのも初めてだったのですが、この時の撮影は色々な意味で面白かったし勉強になったので、記事にしてみたいと思います。 開店前の30分の制約 今回の計画では、大丸東京店スイーツコーナー全体の約半分、22店舗25地点の撮影をすることになりました。通常の撮影で特別な問題がなければ、撮影に要する時間は1地点5分程度。25地点であれば、大体2〜3時間で一通り撮影を終えることができます。そのため通常の店舗撮影では、開店前または閉店後の店内を撮影するようにしています。しかし今回は、ごく限られた時間の中で撮影する必要がありました。なぜならスイーツは生ものです。毎日生産工場から新鮮なスイーツが運ばれて来て、それを開店前に陳列するわけです。そして大丸東京店では、人気のスイーツは夕方になると大体売り切れてしまうそうです。そのため閉店後に撮影しようと思っても、ショウケースの中はがらがら。つまり、開店前の限られた時間内、しかも届いたスイーツがキレイに陳列された後に、素早く撮影を行う必要がありました。いろいろと調整して頂いた結果、デパート開店前のあるタイミングで30分間、撮影のお時間を頂けることになりました。 撮影の工夫 30分間で25地点のパノラマを撮るのはさすがに難しかったので、撮影日を2日に分けました。また、当日の撮影を円滑に行うために、事前のテスト撮影も行いました。テスト撮影では当日のスケジュールを確認するとともに、店内の明るさやショウケースの照明、撮影地点の確認なども行いました。デパ地下はとても照明が多く、各店舗それぞれにユニークな装飾や陳列を行っています。照明や陳列の具合によっては、ショウケースへの写り込みで商品が見えなかったり、画像がぼやけてしまったりします。気になる箇所では、その部分だけ照明をつけてもらったり消してもらったり、色々とご協力を頂きました。また、商品の陳列についても事前確認が行われました。せっかくECサイトに商品があっても、バーチャル ショップで陳列されてなかったり、商品が隠れてしまってはサイトに誘導することができません。ECサイトで販売している商品は、なるべく目立つように並べてもらえるよう調整してもらいました。 活気ある開店前のデパ地下で撮影 お客様やご担当者の方々に様々な調整を頂いた上で望んだ撮影当日。商品が届き、スタッフの皆様が慌ただしく開店の準備を進めるなか、撮影が始まりました。ある程度予想していたものの、開店前のデパ地下の活気というか、慌ただしさというのは結構なものです。次々と運ばれてくる商品が丁寧に陳列されて行き、撮影の準備が整って行きます。あらかじめ決めていた順番で店舗を撮影していくのですが、ショウケースの周囲や撮影地点からの商品の見え方など、やはりその場での調整も必要になります。また、お店には商品の配達以外にも様々な人が出入りします。清掃を担当する方や、郵便を持って来てくれる方、店舗スタッフの方、フロア担当の方。上下左右360°のパノラマ写真というのはつまり、撮影しているカメラが見える場所にあるものは全てパノラマに写ってしまうということになります。そのため撮影時にはスタッフの方々に物陰に隠れてもらったり、一時的に通行を遮断したり、近くに写ると具合の悪いものを隠してもらったりと、てんやわんやの30分間でした。今回撮影のサポートに回ってくれた撮影隊のムーランが、「すいませんっ!今から撮影なんでっ!ちょっと隠れてもらえないでしょうかーっ!業務中にホントすいませんっ!」と叫び続け、たった30分間で声を枯らしていたのが印象的でした。 話題を集めたバーチャル スイーツ ショップ そうして撮影から約2週間、晴れて「大丸東京店 バーチャル スイーツ ショップ」が公開されました。反響もよく、現在でもたくさんのお問い合わせを頂いております。今回のバーチャルショップ構築では、撮影の段取りや撮影時の工夫を重ねたことで、良いコンテンツを作る事ができたと思います。大丸東京店様や、ご担当の皆様のご協力のおかげです。また、普段何気なく訪れては買い物を楽しんでいるデパ地下の裏側を覗き見る事ができて、とても面白い撮影になりました。普段見る事のできない風景や、入る事のできない場所にいけるのは、撮影隊の醍醐味ですね。  

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2016.02.01

横浜スタジアムを撮影してきました

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横浜スタジアムをバーチャル体験 ゼビオ株式会社様が運営する、新横浜公園内のスポーツ施設「XSPOT(クロススポット)」Webサイトに、PanoPlazaを活用した「XSPOT・新横浜公園バーチャルツアー」を掲載することとなり、新横浜公園へ撮影に行ってきました。 サッカー観戦は大好きなのですが、最後にスタジアムへ行ったのはもう10年近く前…。最近はサッカー日本代表の試合もまた盛り上がってきたので、近々一度観戦に行きたいと思っていた矢先のお話でした。撮影とは言え、ピッチの上に立つことができるなんて、なかなか経験させてもらえるものではありません。 当日はあいにくの曇り空でしたが、時折雲の合間に覗く青空を意識しながら、撮影をしていきました。最近はバーチャルツアーをECサイトのインターフェースとして活用することをお客様にお勧めしているため、撮影場所は室内や店内が多いのですが、たまにはこうした野外の広々した場所で撮影するのも気持ちがよいです。さて、今回ゼビオ様がバーチャルツアーの導入を決めた理由は、当施設の良さや雰囲気をWebサイトで伝えるためと聞いています。「XSPOT(クロススポット)」は、新横浜公園にある様々なスポーツ施設を利用するための情報や、レンタル用具を準備しており、スポーツをきっかけとしたコミュニケーションを生む場として運営されています。こちらで販売している商品を、実際に運動場で試してみたり、専門のスタッフに相談しながら購入することもできます。こうした施設やサービスは、とにかく一度お客様に来て頂いて、使ってもらうことが重要で、「行ってみる気にさせる」コンテンツとしてバーチャル・ショップが採用されました。 集客のための工夫 今回のバーチャル・ツアーでは、多くのお客様にサイトを訪問してもらい、実際に現地へ足を運んでもらうために、いくつかのアイデアをコンテンツに盛り込むことになりました。ひとつは、バーチャルツアーの中にモデルさんを起用したこと。なでしこジャパンの原選手と永里選手、アメリカンフットボールの萩山選手がコンテンツに登場しています。これは話題を集めアクセスを増やすという効果の他、プロスポーツ選手が実際に施設を使って楽しんでいる様子を伝えることで、お客様に施設利用の具体的なイメージを持ってほしいという狙いがありました。 もうひとつの工夫は、コンテンツ内にクーポン券や隠しコンテンツを盛り込んだ事です。クーポンを探しながらバーチャルツアー内で施設を疑似体験してもらえる他、クーポンは実際に施設に来てもらう動機付けにもなります。実際に完成したコンテンツには、たくさんのタグが散りばめられており、クーポンもたくさん用意されています。是非一度お楽しみ下さい。 リアルとの連携 1日がかりの撮影になりましたが、広大な施設をひとつひとつ見学することもできて、とても楽しい撮影になりました。新横浜公園はたくさんの設備が整っており、誰でも利用できる首都圏最大級のスポーツ施設です。今回制作したバーチャルツアーが、是非多くの方々の目にとまって、利用者の増加につながってくれたらと思います。バーチャルツアーやバーチャルショップはWeb上のコンテンツですが、他のコンテンツよりも直感的に情報を伝えられる分、リアルな場所との連携という視点からも活用の利点があるのではないかと考えています。今回のゼビオ様では、クーポンによる施設への誘導という形で、バーチャルツアーを実店舗への集客へと役立てる試みをご一緒させて頂きました。今後こういった使い方が増えてきたら面白いなと思います。 最後に、撮影に協力して下さった原選手、永里選手、萩山選手、ゼビオのスタッフの皆様、本当にありがとうございました! サイトを見る

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