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2016.02.01

Nokia OZOの使用感

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Nokia OZO 製造中止報道 国内で購入できる最も高価(約550万円)な360度カメラであるNokia OZOについて、当社も今後の撮影やライブストリーミング案件に備えてレンタルをし、一通りの動作確認や品質確認をしておりました。 ところが、2017年10月10日に各種報道機関でも報じられているとおり、OZOの今後の開発は中止し、既存顧客のサポートの継続だけに留めるという発表がされました。 せっかく一通り使い方をマスターし、性能評価もしたのに、このまま実運用をしなかったりしたら寂しいので、せめてここまでの使用感だけでも記録に残しておきます。 OZO:業務利用を想定した高画質・柔軟な機能群 OZOのカタログスペックはこちらに記載されているとおりですが、こういった定量的なスペックだけでは表現できない良さがOZOにはありました。 一般的にカメラの性能を評価する際に、出力される映像のサイズがあるかと思いますが、OZOのライブ映像出力の場合は最も大きいのは4096 x 4096のステレオ4Kが最高解像度でした。このスペック自体だけでは最近他社から発売されている競合製品より劣るのですが、実際に確認した映像では以下のような優位点がありました。 1, 密度の濃い4K 8つのカメラを使って4Kの映像を作っていることからも、それぞれのレンズ・カメラの最もきれいな部分のみを最終出力に使えている印象があり、映像全体的にくっきりキレイな4K映像になっています。 2, 画質調整 ライブストリーミングで使用する際には、OZOはUbuntuがインストールされたPCからコントロールするようになっています。そのコントロールソフトで操作可能な項目が揃っており、露出、カラーコレクション、ホワイトレベル、ガンマ、ノイズ除去、けられ除去等があります。現場で細かく調整が可能なので、その時の状況に合わせやすく、それは結果的に高画質に繋がります。 3, スティッチング調整 360度カメラの多くで問題になるのが、スティッチング(複数カメラ間のパノラマ合成処理)かと思いますが、OZOではこのスティッチングについても調整可能な変数が用意されており、結果的にほとんどスティッチングラインが見えないような映像が出力できます。以下がOZOで撮影した360度動画のスクリーンショットです。 ライブストリーミング案件で使いたいOZO 普通の会社には買えないぐらい高いですし、制御用PCも必要なので気軽に運べる重さでもありません。それでも、しっかり高画質かつ安定的に360度ライブストリーミングをするのなら、レンタルでOZOを使用するというのはオススメできます。正式発売されている期間が短かったからこそ、本記事が何かしらの記録・参考になればと思い記載してみました。

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2016.02.01

Insta360 Pro開封

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Insta360 Proが到着したので開封してみました。 箱外観 開封 ケースと封筒が入っています。 ケース中身 本体と付属品 本体外観 ゴム状のレンズカバーがついています。 本体の詳細 操作ボタン、表示用ディスプレイ、電池蓋があります。 底面の端子類 電源端子 Ethernet端子 RJ-45 マイク入力端子 リセットボタン USB Type-C端子 USB端子 マイクロHDMI端子

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2016.02.01

Raspberry PiによるRicoh Rのコントロール

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Ricoh R Development Kit(以下Ricoh R)をネットワーク経由で操作できるリモートコントローラーを作製してみました。 Ricoh RにはUSB経由で画質調整できる機能がありますが、全天球で撮影されてしまう為、そのままだと調整する人が映像に映ってしまいます。撮影者が映り込まずに調整を行う事が出来るリモコンを作製したので紹介します。 接続について Ricoh RのUSBへの入力をRaspberry Pi 3 Model B(以下Raspberry Pi)から行います。 このRaspberry PiにはWiFiがついている為、WiFi接続されたスマートフォンのブラウザからRaspberry Piにアクセスしてコマンドを送信する事により実現しています。 今回はRaspberry PiをWiFiのアクセスポイントとして設定し、スマートフォンと直接接続していますが、他に用意されたLANのネットワークがあれば、双方を参加させる事でも使用する事ができます。Raspberry Piには有線LANのポートもあるので、そちらでネットワークに接続して使用するとより安定します。その使い方の場合には、同一のネットワーク上のPCやMac等からもブラウザ経由で操作可能です。 ※映像出力はHDMI経由のみとなります 調整可能な項目 以下の項目を調整可能です。(Ricoh R Consoleと同様) ホワイトバランス(RGBゲイン) 露出 天頂補正 ビデオサイズ HDMIオーディオ出力 待機中LED輝度 転送中LED輝度 WDR つなぎモード 音声入力ゲイン 動画ビットレート 技術的な概要 Raspberry Pi上にnodejsでサーバを立て、アクセス可能なコマンドをタップ選択する事ができるページを作製しておきます。このページをスマートフォンのブラウザで表示し、入力された設定値をUSB経由でRicoh Rに送信しています。Ricoh RはMTP(Media Transfer Protocol)で操作可能となっており、その仕様についてもRicoh社にて公開されています。 参考にしたサイト MTP Reference(https://github.com/ricohr/MTP-reference) Ricoh R Console (https://github.com/ricohr/ricoh-r-console/releases/tag/v1.0.0) MTP Access helper for Windows (https://github.com/ricohr/win-mtphelper) MTP Access helper for OSX (https://github.com/ricohr/osx-mtphelper) なお、Raspberry Pi等の電子部品は、RSコンポーネンツにて購入できます。

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2016.02.01

Ricoh R開封

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弊社にもついにRicoh R Development Kitが到着したので、開封してみました。 箱の外観 無地の黒です。 開封 内容物 スタンド、USBマイクロケーブル 2本、ケースが付属しています。 スタンドに立ててみた所 スタンドに立てた状態でも各端子は本体横にあるので問題なく接続できます。

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2016.02.01

Nikon KeyMission 360の接続方法について

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Nikon KeyMission360へのスマートフォンの接続方法について、いくつか検証しましたので紹介します。 *この情報は2017年4月20日時点での物です。今後挙動が変わる可能性もありますのでご注意ください。 KeyMission 360 初回ペアリング(iOSの場合) KeyMission 360本体側準備 USBで接続して十分にカメラ本体を充電します。 カメラ本体の電源をオフ。 カメラ本体の蓋の中にある機内モードスイッチをオフ。 カメラに残量のあるmicroSDカードをセット。 *4Kの場合U3のカードでないと途中で録画が止まります。<重要!> HDMIケーブルやUSBケーブルを外しておきます。 *ケーブルがつながっていると接続できないようです。<重要!> iPhone側準備と操作 あらかじめSnapBridge360/170のアプリをインストールしておきます。 *無印のSnapBridgeではなく、360用をインストール。<重要!> iPhoneのBluetoothと無線LANを有効にしておきます。 初回ペアリングの実施 カメラ本体上部の電源兼録画ボタンを7秒以上押し続けると緑色のLED二か所が点滅し始めます。 iPhoneでSnapBridge360/170を起動します。 カメラ名が表示されたらタップします。 アクセサリの選択画面でしばらく待つとカメラ名が出るので、タップします。 *アクセサリの選択画面では結構待つ必要があります。 使用方法 ペアリングが終了するとBluetoothでつながるので、アプリの下にあるカメラのボタンを押して、”リモート撮影”か”カメラ設定”をタップすると設定画面に移動を促されます。 *時折ここで準備ができていない旨のエラーが出ますが、その場合はしばらく待ってから実施します。Wi-Fiの設定を開きKM360_で始まるSSIDを選択したら、初期パスワードのNikonKeyMissionを入力して無線で接続します。接続されたら、再びSnapBridge360/170のアプリを起動するとリモート撮影やカメラ設定が使用可能になります。 この方法での動作確認済み端末 iPhone7 iPhone6S iPhone6 二回目以降の接続方法 カメラ本体の電源がオフになっている事を確認します。 *電源がオンの場合はつながりません。<重要!> iPhoneでSnapBridge360/170を起動してしばらく待つとカメラ本体の電源がオンになり、Bluetoothで接続されます。 アプリの下にあるカメラのボタンを押して、”リモート撮影”か”カメラ設定”をタップすると設定画面に移動を促されます。 初回と同様に無線LANのSSIDをタップすると、二回目以降は自動的に接続されるので、再びSnapBridge360/170を起動して操作します。 iPhoneで使用する時の注意点まとめ 1)似ている名前のアプリSnapBridge(無印)をインストールしてしまうとカメラ名が表示されないのでペアリングできません。専用の”SnapBridge360/170″の方のインストールが必要です。 2)最初の接続はBluetoothの接続であり、その後に手動でWi-Fi接続しないとリモート撮影やカメラ設定は使用できません。これはカメラ側の待ち受けを電力の小さいBluetoothで行っている為です。毎回iPhoneから接続→手動でWi-Fi接続の手順が必要です。接続後に操作しようとすると、iPhoneの設定画面に移動するので、そこでWi-Fiを選択して手動で無線LAN接続する手順になっています。 *この部分はAndroid機だと自動で無線LANにつながるかもしれません。 3)ペアリング後の二回目以降の接続はカメラ本体の電源はオフでないと接続できません。電源オフ時にのみBluetooth待ち受けをしていると思われます。 4)4Kで撮影する場合には、U3以上のスピードのmicroSDXCカードの使用が必要です。実は、時々U1でも撮影できる事もありましたが、たいていは数十秒で撮影が止まります。U3のカードであれば安定して撮影できました。

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2016.02.01

Insta360 Nanoで撮影したラオス・カンボジア

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Insta360 Nano: iPhone装着型パノラマカメラ Insta360 Nanoとは、中国のArashi Visionが開発し、日本では株式会社ハコスコが販売しているiPhoneに装着して利用するパノラマ静止画・動画・ライブストリーミング用カメラです。今回はこのカメラをラオス・カンボジアに持参し、試験撮影をしてきました。カメラの詳細はハコスコのウェブサイトをご参照下さい。 ラオス・カンボジアでの撮影 Insta360 Nanoの特徴はパノラマ動画は3K解像度で撮影できる上に、エクイレクタンギュラー形式への変更(スティッチング)はiPhone内で実行できるということで、iPhoneから直接SNSや動画共有サイトにアップロードできることです。 ■ラオスはビエンチャンのメコン川沿いで撮影 ■カンボジアの高原リゾートのキリロムで撮影 またInsta 360 NanoのiPhoneアプリを使用することで、任意のRTMPのアドレスに対してライブストリーミングできるカメラになります。スマホから360度ライブストリーミングとは、他のカメラにはない機能です。 購入はこちらのページが出来るようですので、是非、お試し下さい。パノラマ静止画・動画はTheta S並に綺麗ですし、iPhoneからのライブストリーミングは今後とても楽しい体験になるかと思います。

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2016.02.01

Entapano 2で撮影したラオス・カンボジア

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Entapano 2: 世界で最も広角な魚眼レンズ一体型カメラ Entapano 2とは、日本の株式会社インタニヤから発売される世界で最も広角(250度)な魚眼レンズ一体型カメラです。今回は正式発売前にメーカーさんからサンプル機をお借りして試験撮影をしてきました。カメラの詳細はメーカーのウェブサイトをご参照下さい。 ラオス・カンボジアでの撮影 Entapano 2の特徴は静止画限定ではあるものの、250度の超広角な写真が撮れることです。360度のパノラマカメラではどうしても撮影者が写真に入ってしまいますが、Entapano 2では以下のとおり手を伸ばして撮影することで、撮影者は入らないがかなり広角に写真を撮れます。 ■ラオスはビエンチャンの食堂前で撮影 ■カンボジアの高原リゾートのキリロムで撮影 またカメラにGPSが搭載されていることから、写真のjpegデータにGPSによる緯度・経度情報が付加され、Entapano VRというフリーの専用ウェブサイトにアップすることで、自動で撮影場所の地図を表示できます。 広角で撮影したいけれど、毎度撮影者が入りたくないという不動産や施設案内・管理等の業務用利用に向いている静止画カメラかと思いました。

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2016.02.01

最新360度カメラ「Gear360」と「LG 360 CAM」情報

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2016年2月22日に、スペインのバルセロナで開催された世界最大級の携帯通信関連見本市「Mobile World Congress(MWC 2016)」において、Samsungが360度カメラ「Gear360」を発表しました。またLGも360度カメラ「LG 360 CAM」とヘッドマウントディスプレイ「LG 360 VR」を発表しました。 Gear360 Gear360は球形状のカメラで本体の前後に1500万画素センサーと画角195度でF2.0の魚眼レンズを2台搭載しています。解像度は360度動画が3840 x 1920画素(30fps)、360度静止画が7776 x 3888画素となっており、Ricoh Theta S(動画:1920 x 1080(30fps)、 静止画:5376 x 2688)と比較すると高解像の仕様となっています。 バッテリーは交換式で記憶媒体としてmicroSDカードを使用可能です。撮影したデータは、専用モバイルアプリで360動画/静止画に合成され、上下左右の全周囲映像を閲覧する事が可能です。対応スマホは「Galaxy S6/S6 edge」や次期新型スマホ「Galaxy S7/S7 edge」の4機種となっています。 撮影モードは多彩で、360度動画・360度静止画、片側のカメラを使用した通常撮影、タイムラプス撮影に対応しています。加速度センサやジャイロセンサを内蔵。また、防塵防水性能を備えているため、雨天時でも撮影する事が可能です。 LG 360 CAM LG 360 CAMはRicoh Thetaに形状が似た棒型の360度カメラで、1300万画素センサーを2台搭載しています。撮影データは、4GBの内蔵メモリやmicroSDカードに保存する事が可能です。動画解像度は2Kとなっており、Ricoh Thetaと同等の解像度となっています。既出のRicoh ThetaやNikon KeyMission360、Gear360と比較して特筆すべき点は、録音機能です。3つのマイクが搭載されており、映画館などで臨場感溢れる音響効果をもたらす5.1チャンネルの録音が可能です。撮影した動画はYouTube360やグーグルストリートビューにアップロードしたり、今後発売が予定されているVRヘッドマウントディスプレイ「LG 360 VR」でVR体験を楽しむ事ができます。 対応スマホは現在のところ、次期最新機種のG5となり、Galaxy S7と同じQualcomm Snapdragon 820がCPUとして搭載されています。 Qualcomm Snapdragon 820 Qualcomm Snapdragon 820は米クアルコム社が開発した次世代チップセットで、前述のGalaxy S7/S7 edgeやLG G5などに搭載されます。Snapdragon 820では、前世代「Snapdragon 810」で使用されていたARM製の64bit CPUコア「Cortex」から独自カスタム設計の64bit CPUコア「Kryo(クライオ)」が採用されました。Snapdragon 810と比較して、CPU性能は最大2倍、電力効率は最大2倍まで向上し、GPUは「Adreno 530」、モデムは「X12 LTE」などが組み合わされています。通信性能も大幅に向上し、4Gネットワークでは下り600Mbps/上り最大150Mbpsの性能で、4K動画再生やストリーミング再生の負荷が軽減されます。

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2016.02.01

パノラマカメラ:Theta SとSP360 4K

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2015年10月にリコーからThetaの第3世代であるTheta Sが、また11月にはコダック(日本での販売はマスプロ電工)からSP360の第2世代であるSP360 4Kが発売されました。それぞれ従来版と比較すると以下の様な改善点があり、一部の制作案件でも使用可能な画質になりつつあると考えています。 ■高画質化:高解像度感化と高感度化 ■ライブストリーミング対応:HDMI等でライブビューが可能に ■ボディが黒色に Theta S と SP360 4Kのカメラスペック比較表 1台全天球撮影可能なTheta Sとアクセサリが充実したSP360 4K、カメラのスペックは以下のとおりです。 カメラ Ricoh Theta S KODAK PIXPRO SP360 4K 大きさ 44 x 130 x 23mm 41 × 50 × 38mm 重さ 125g 103g 動画の解像度・フレームレート 1920×1080 pixel 30fps 元データは双眼魚眼 2880×2880 pixel 30fps 元データは一眼魚眼 ライブストリーミング対応 HDMIとUSBで対応 HDMIで対応 全天球化 1台にて全天球対応 垂直方向235度のため 全天球化には前面背面の2台必要 価格(税込み) 42,800円 64,260円 コメント ピクセル数的な解像度は従来版と変わっていないものの、センサーが変わったことによって昼夜ともに解像度感・高感度化が大幅に改善されています。マルチカメラを使用する場合は複数カメラによる視差の問題があるために近距離が撮影できないケースがありますが、そのようなケースでTheta Sを使用するのも良さそうです。 底面が映らない垂直235度のカメラですが、防水ハウジングやヘルメット装着用マウントなどのアクセサリが充実しており、スポーツなどのエクストリーム環境での撮影に向いています。また2台を使用する場合のダブルベースマウントも公式に発売が予定されており、専用ソフトウェア(パノラマ合成のスティッチ?)も今後発表される予定だそうです。 Theta S と SP360 4Kの作例比較 それぞれ会議室で約10秒ずつ撮影してみました。撮影の設定は自動モードです。以下に元データ、それぞれ公式アプリで2:1のエクレクタンギュラーに変換した動画、PanoPlaza Movieで同条件(1920×960ピクセル、30fps, 2Mbps)で変換・エンコードしたデータも掲載しておきますので必要に応じてご利用下さい。 公式アプリでエクレクタンギュラーに変換したデータ23MB26MB カメラ Ricoh Theta S KODAK PIXPRO SP360 4K オリジナルデータ 双眼魚眼 23.1MB 一眼魚眼 84.2MB PanoPlaza Movieで変換・エンコードしたデータ 2.9MB 2.9MB ■Theta Sで撮影してPanoPlaza Movieにアップロード・エンコードした動画(オリジナル画質ではありません) ■SP360 4Kで撮影してPanoPlaza Movieにアップロードした・エンコードした動画(オリジナル画質ではありません) 動画内の大型のディスプレイのDELLというロゴや天井の模様のくっきり感や、画像全体の明るさや色調にて違いがあることがわかりますね。一つの例としてディスプレイのロゴの部分をズームしたスクリーンキャプチャを掲載しました。左がSP360 4Kで、右がTheta Sです。 それぞれ元動画は円形に映っており、Theta Sの方の解像度(映っている円形の面積)は大体480x480xπx2眼=460,800πで、SP360 4Kの解像度は1440x1440xπx1眼=2,073,600πです。この解像度の差がくっきり感には影響していると思われます。全天球を撮るならTheta S、足元や一部が不要ならばSP360 4Kという使い分けが良さそうですね。 パノラマライブストリーミングでの利用方法 Theta SもSP360 4Kもライブビューで確認できる映像フォーマットはTheta Sが双眼魚眼で、SP360 4Kが一眼魚眼になっており、(少なくとも当社が用いている配信システムでは)ともに2:1のアスペクト比であるエクレクタンギュラーフォーマットに変換する必要があります。  

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2016.02.01

パノラマ動画カメラ

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パノラマ動画専用カメラの出現 当社ではパノラマ動画の撮影には、GoProというアクションカメラを6台使用した撮影機材を用いて撮影しています。この撮影手法では、完成動画の解像度が高くなるメリットはあるものの、6つの動画ファイルをパノラマ合成するという手間がかかるのも事実です。パノラマ動画が人気が高まる昨今、いよいよハードウェアで撮影からパノラマ合成までしてくれる、パノラマ動画カメラの発表が相次いでいます。ここでは個人的な備忘録の意味も込めて、パノラマ動画専用カメラの概要をまとめておきたいと思います。 追記:2014年10月29日にTHETAを追加。 追記:2014年12月16日にSP360を追加。 追記:2015年1月6日にALLIE、Project Beyondを追加。 RICOH THETA m15 2014年11月14日に発売が決定し、開発者向けのAPI/SDKの公開も決まっているのが、RICOH THETA m15です。詳細については、「動画に対応したRICOH THETA m15 (第2世代)新発売」としてブログ記事を記載しましたが、他のパノラマ動画カメラに先駆けての発売や、個人利用としては実用レベルである画質など、他の製品と比較して1,2歩先を行っているでしょう。 ・スペック:カメラは2つ、各約180度(魚眼)の視野角。 ・発売時期:2014年11月14日 ・価格:3.5万円 ・動画解像度:最大 1920p/15fps ・大きさ・重さ:42mm(幅)×129mm(高さ)×22.8mm(17.4mm※4)(奥行き)・約95g ・THETA (開発会社:日本)の詳細ページはこちら。 KODAK PIXPRO SP360 KODAK PIXPRO SP360 は11月21日に KODAK(販売代理店:マスプロ電工)から発売された手のひらサイズのアクションカム。最大の特徴はその画角と付属ソフトの性能です。F2.8の明るい単焦点レンズを備え、FullHD 360°×214°の全方位視野での撮影が可能です。Wi-Fi経由でPCにデータが転送できることに加え、iOSおよびAndroid用のアプリからもコントロールが可能です。「防水ハウジング」「自転車用ヘルメットストラップマウント」など多様なアクセサリーも嬉しいですね。 ・スペック:カメラは1つ、水平方向360度、垂直方向214度。耐衝撃、防滴、防塵、耐低温。 ・発売時期:2014年11月発売済み。 ・価格:オープン価格(マスプロWebサイトでは税別41.500円) ・動画解像度:Full HD撮影1920×1080:30fps ・大きさ・重さ:手のひらサイズで103グラム ・SP360(販売代理店:日本)の詳細ページはこちら Bublcam Bublcamはここに掲載しているカメラの中では最も早く発売が予定されており、先行者利益のようなものを獲得できる可能性が高そうです。球形のデザインは洗練されており、スマホアプリ、開発者向けのSDKやAPIの提供、クラウドでの保存等にも対応予定で、一般ユーザから開発者など幅広いユーザに受け入れられそうです。BublcamのKickstarterでは目標額10万カナダドルに対して、約35万ドルの獲得が決定してますね。 ・スペック:カメラは4つ、各190度の視野角。 ・発売時期:2014年9-10月 ・価格:579 米ドル ・動画解像度:最大 1080p/15fps ・大きさ・重さ:半径4cmの球状・280グラム ・Bublcam (開発会社:カナダ)の詳細ページはこちら。 360cam 360camを開発しているのはフランスのGiroptic社で、この会社は360camの前にはGirocamというパノラマ静止画カメラを開発・販売していました。実は弊社も1台所有しており、パノラマ静止画の合成処理がハードウェア内で出来ることから重宝しておりました。パノラマに関する実績という意味では360camは安心かと思っています。また、360camのKickstarterでは目標額15万ドルに対して、すでに110万ドル(2014年6月現在)の獲得を達成しており、開発に必要な資金力も十分なのかもしれません。アクセサリーも水中用レンズキャップや、ストリーミング用付属デバイス、スマホアプリ等充実しており、もっとも高機能と言えるでしょう。 ・スペック:カメラは3つ、各185度の視野角、合計360度x300度。防水。 ・発売時期:2014年11月 ・価格:249 米ドル(アクセサリー無し/Early Bird版)から ・動画解像度:2048×1024/30fps ・大きさ・重さ:手のひらサイズで180グラム ・360cam (開発会社:フランス)の詳細ページはこちら。 CENTR CENTRの開発は元アップルのエンジニアが中心となっているそうです。円筒形のデザインが示す通り、水平方向は360度カバーできますが、天頂と底面は撮影できないようです。スマホアプリからCENTRの各種設定も変えられるようになるようです。CENTRのKickstarterでは、目標額90万ドルに対して60万ドルしか集まらず、こちらでの資金獲得は失敗に終わってしまったのが残念でした。 ・スペック:カメラは4つ、各110度の視野角 ・発売時期:2015年2月 ・価格:399 米ドル ・動画解像度:6900×1080/30fps ・大きさ・重さ:半径約3.5cmの薄い円筒状・250g ・CENTR (開発会社:アメリカ)の詳細ページはこちら。 360fly 360flyは、米Voxx社とEyeSee360社が共同開発したパノラマビデオアクションカメラ。特徴としては他のパノラマカメラと異なり広角魚眼レンズを1つだけ搭載したカメラです。またサイズもテニスボールサイズ大なので、他のパノラマカメラと比較すると、小さめであることも特徴的です。使用用途はヘルメット上部につけてのスポーツや、テーブルの中央に置いてパーティーの撮影など一般消費者向けです。 ・スペック:カメラは1つ。合計360度✕240度 ・発売時期:2014年末 ・価格:約400 米ドル(予想) ・動画解像度:不明 ・大きさ・重さ:手の平サイズの球体・120g ・360fly(開発会社:アメリカ)の詳細ページはこちら。 Ladybug5 Ladybug5はカナダ、バンクーバーにあるPointGrey社の製品で、同社の全方位パノラマデジタルカメラLadybug3の後続機です。五角形で縦長のボディに6台のレンズが付き、上方含めた360度の領域をカバーします。値段帯などからハイエンド向けの製品で、消費者というより企業向けの製品と言えます。 ・スペック:カメラは6つ。合計360度✕180度 ・発売時期:発売済み ・価格:約20,000 米ドル ・動画解像度:2448×2048/10fps ・大きさ・重さ:五角柱型・3000g ・Ladybug5 (開発会社:カナダ)の詳細ページはこちら。 iSTAR iSTARは、イギリスのNCTech社の製品で、本体に4つのカメラとレンズが配置され、本体内部でパノラマが合成される。いくつかモデルがあり、iSTAR Fusionでは静止画のみ、iSTAR Pulsarでは動画撮影機能に加え、PCやモバイルへのライブストリーミング機能もつく。タブレットなどからのWi-Fi操作等も可能。Ladybugシリーズと比較すると少々安価ですが、こちらもハイエンドで企業向けの製品であると言えます。 ・スペック:カメラは4つ、各137度の視野角。合計360度✕275度 ・発売時期:発売済み ・価格:7,995 / 13,495 米ドル ・動画解像度:10,000×5,000px±7% ・大きさ・重さ:約10㎝の立方体型・1400g ・iSTAR(開発会社:イギリス)の詳細ページはこちら。 ALLIE ALLIEは米国にあるIC Real Texh社の製品で、水平方向360度かつ垂直方向360度を撮影できるパノラマビデオカメラです。WiFi機能を搭載しており、専用アプリ上で撮影した映像をiPadやiPhone・Androidなどで閲覧する事ができます。ラインナップはプロ用/ホーム用/ホビー用の3種類に分かれているので、目的に沿ったデバイスを選定できます。 ・スペック : カメラ2つ、水平方向360度、垂直方向360度、8倍デジタルズーム(Pro)、4倍デジタルズーム(Home/Play)、ifi機能、撮影時間2時間(SD使用時) ・発売時期 : ALLIE Pro(2015年3月)、ALLIE...

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