産官学連携によるBeyond5G機能実現型プログラムの研究を開始

2023年3月
~「地域IoTと情報力研究コンソーシアム」 & Beyond5G「ShonanFutureVerseプロジェクト」 合同シンポジウムで初年度成果を発表~

 カディンチェ株式会社は、東日本電信電話株式会社 神奈川事業部、学校法人慶應義塾、国立大学法人京都大学、国立大学法人東京大学、株式会社アイ・トランスポート・ラボ、株式会社ゼンリンデータコムと連携し,2022年8月に国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸)令和4年度新規委託研究の公募(第1回)における「Beyond 5G機能実現型プログラムのうち一般課題」に対し、「ShonanFutureVerse:仮想都市未来像にもとづく超解像度バックキャスティングCPS基盤」の提案を実施し、採択を受けました<*1>。本研究開発では、実証自治体として神奈川県藤沢市、寒川町、横須賀市が協力しています。
 この研究の初年度取組成果を、慶應義塾大学SFC研究所『地域IoTと情報力コンソーシアム』が3月27日に主催するシンポジウムにて発表することになりました。
<*1>https://www1.nict.go.jp/collabo/commission/B5Gsokushin/B5G_05401.html

1.研究概要

 都市のサステイナブルかつレジリエントな発展の「未来像」に着目し、多様な人々が仮想空間内に作成/編集/共有する「未来像」を起点としてバックキャスト指向で動作するCyber Physical System (CPS) オーケストレーションと、Beyond5Gネットワークによる超解像度情報生成・配信・アクチュエーションからなる未来都市情報基盤を構築し、特に環境および防災の面で神奈川県南部湘南地域にて広域実証を行います。

2.「地域IoTと情報力コンソーシアム」シンポジウムでの初年度研究成果の発表について

(1)タイトル:(仮題)“2030年の未来都市創造のための超解像度都市センシング”
(2)日時:2023年3月27日(月)13:30~17:30
(3)場所:慶應義塾大学 三田キャンパス 北館 ホール
(4)参加費:シンポジウム無料 ※懇親会は有料で調整中
(5)定員:100名
(6)開催概要
 街のあらゆる情報をセンシングする技術、Deep Learningなど機械学習技術等を応用し、スマートホーム、スマートモビリティ、スマートスペースなどの多様な分野において、情報の力を活用したサービスを創出することにより、人の生活をより豊かにするスマートシティを構築することを目的として2017年「地域IoTと情報力研究コンソーシアム」が発足しました。本コンソーシアムでは、湘南地域の各自治体様とコンソ会員の各企業様、各大学研究室の皆様とともにいわゆる地域DXの活動を推進して参りました。また、このコンソーシアムの活動の中でいくつかの国プロの活動へも繋がり、昨年は特にNICTのBeyond5Gプロジェクトである「ShonanFutureVerse」プロジェクトがスタートしました。この度、第4回となる「地域IoTと情報力研究コンソーシアム」のシンポジウムと「ShonanFutureVerse」プロジェクトの合同シンポジウムとして「2030年の未来都市創造のための超解像度センシング」をテーマに開催します。

●講演  株式会社ライゾマティクス 代表取締役 齋藤 精一 氏  他

●プログラム<予定>:
  13:00 開場
  13:30 開会挨拶 慶應義塾大学環境情報学部 教授 中澤 仁 氏
  13:45 基調講演 ライゾマティクス 代表取締役 齋藤 精一 氏
  14:30 休憩
  14:45 「ShonanFutureVerse」プロジェクトについて
  15:30 インタラクティブセッション
  15:30 フラッシュトーク(3分×10)
  16:00 インタラクティブポスターセッション
  16:30 パネルディスカッション
    テーマ:「2030年以降の未来都市創造のためにバックキャスティングして今何をなすべきか?」
    モデレータ: 慶応義塾大学環境情報学部 准教授 大越 匡
    パネリスト: ライゾマティクス 代表取締役 齋藤 精一 様
    「ShonanFutureVerse」プロジェクトメンバー
  17:15 閉会挨拶
  17:30 閉会
  18:00 懇親会 ※18:00から懇親会を予定

(9)参加申込方法
   Webサイト上での事前申込制
   お申し込みはこちら(Googleフォーム)
   申込期限:2023年3月17日(金)

3. 本件に関する報道機関からの問い合わせ先

MRヘッドセットを用いた歌舞伎観劇コンテンツ向けソフトウェア開発

2023年3月
カディンチェ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:青木崇行)では、松竹株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:迫本 淳一、以下「松竹」)で制作したMR(Mixed Reality:複合現実)技術を用いて歌舞伎を観劇するコンテンツにおけるソフトウェアの開発協力を行いました。

カディンチェ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:青木崇行)では、松竹株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:迫本 淳一、以下「松竹」)で制作したMR(Mixed Reality:複合現実)技術を用いて歌舞伎を観劇するコンテンツにおけるソフトウェアの開発協力を行いました。

 2022年10月に松竹座で公演された日本怪談(Jホラー)歌舞伎 貞子×皿屋敷 『時超輪廻古井処(ときをこえりんねのふるいど)』で、MRヘッドセットを装着して歌舞伎公演を鑑賞する体験会が行われました。
 舞台上の歌舞伎公演に重ねてMRヘッドセットに表示される字幕解説や映像演出を表示するためのソフトウェアや、複数人で同時に体験するための、同期制御のシステムについて、開発協力を行いました。

※MRヘッドセットに表示される題名イメージ

■「MRを用いた歌舞伎鑑賞会」 の開催概要

<公演情報>
大阪松竹座 10月公演 日本怪談(Jホラー)歌舞伎 貞子×皿屋敷
『時超輪廻古井処(ときをこえりんねのふるいど)』
公演期間 : 2022年10月3日(月)~25日(火)
詳細は歌舞伎公式サイト「歌舞伎美人」をご参照ください。
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/osaka/play/771

【MRヘッドセットを用いた歌舞伎鑑賞会】
上記公演の一部期間にて鑑賞会を実施しました。
実施時期 : 2022年10月18日(火)~24日(月)
体験者   : 一般募集による鑑賞モニターを対象に実施

 ■事業紹介動画の紹介
  歌舞伎美人Webサイト https://www.kabuki-bito.jp/news/8048

[MRコンテンツ開発会社紹介]
歌舞伎製作 : 松竹株式会社
MRコンテンツ制作 : 松竹株式会社
字幕制作 : 株式会社イヤホンガイド
MRデザイン、CG制作 : 株式会社HERE.
システム開発 : カディンチェ株式会社
機材協力 : 日本マイクロソフト株式会社  

事業概要:
本事業は令和 4 年度日本博イノベーション型プロジェクト補助対象事業として松竹株式会社により実施しました。

令和4年度日本博イノベーション型プロジェクト補助対象事業
                                      (独立行政法人日本博芸術文化振興会/文化庁)

ボリュメトリックキャプチャ特集、Pronews掲載のお知らせ

2023年2月
弊社代表の青木崇行がボリュメトリックキャプチャの技術特集を寄稿しました。

弊社代表の青木崇行が、映像に関わるすべてのプロフェッショナルに向けたデジタル映像制作のための専門情報WebメディアのPronewsへボリュメトリックキャプチャの技術特集を寄稿しました。
Pronewsへの掲載は6回に渡り実施される予定で「ボリュメトリックキャプチャ」についての技術解説、xR技術との兼ね合いや業界使用例、それらを利用したエンタメ分野の活用などを解説しております。中でもこれらの技術を活用、応用した新時代の撮影方法である「バーチャルプロダクション」の分野についても業界傾向やカディンチェ株式会社が取り組む内容などをまとめながら解説しています。


【第一回:ボリュメトリックとは何か?現在と未来を解説】

第一回は「ボリュメトリックキャプチャとは何か」についての技術的な基礎知識や技術紹介、それらを利用した「バーチャルプロダクション」についての解説。また、ビジネス的な観点からの撮影技術の利用例や今後の展望などをを寄稿しております。

<目次>

  • ボリュメトリックキャプチャとボリュメトリックビデオとは?
  • 360°の3Dボリュームビデオ撮影を実現
  • 撮影装置の小型化、撮影コストの低価格化でより身近な存在へ

https://jp.pronews.com/special/202302021200367486.html


【第二回:ボリュメトリックビデオのキーワード解説】

第二回は「ボリュメトリックビデオ」を理解する上で機材面に関して最新CG業界と重複する部分もあり、映像業界からすると不慣れなキーワードも多く、ボリュメトリックビデオ業界で使われる主な関連キーワードを解説しています。

<目次>

  • 自由視点映像
  • 3Dスキャン
  • フォトグラメトリ
  • モーションキャプチャ
  • ライトフィールドカメラ
  • デプスカメラ
  • 視体積交差法(Visual Hull)
  • 点群(ポイントクラウド)
  • メッシュ
  • リライティング(Relighting)

https://jp.pronews.com/special/202302031700368368.html


【第三回:ソニー可搬型ボリュメトリックキャプチャシステム登場】

第三回は米国ラスベガスで開催された展示会CES 2023にて、ソニーから発表された可搬型ボリュメトリックキャプチャシステムの紹介と解説記事です。
ソニーPCLには「清澄白河BASE」で運用が始まっているVOLUMETRIC CAPTURE STUDIOという大規模のスタジオを構えているが、技術的ハードルやそれぞれの違い、想定使用用途などを紹介している。

<目次>

  • ソニーPCL「清澄白河BASE」のVOLUMETRIC CAPTURE STUDIOとの違い
  • カメラの台数を減らせた理由
  • 可搬型ボリュメトリックキャプチャの使用用途

https://jp.pronews.com/special/202302061200368785.html


【第四回:ニコンクリエイツ:ボリュメトリックビデオ撮影スタジオ開設】

第四回は、ニコンが2022年4月に次世代映像コンテンツの企画・撮影・制作を担う新事業のためにニコンクリエイツを⽴ち上げ、その後2022年10月に東京・平和島にて、⾃由視点3D映像ボリュメトリックビデオ撮影システム「POLYMOTION STAGE」を⽤いたサービスの提供を開始し、さらに2023年1月にバーチャルプロダクションを用いたサービスを提供開始した。
このスタジオに導入されている機材やシステムの解説を含め見学・取材をした内容をまとめている。

<目次>

  • ボリュメトリックからバーチャルプロダクションまで次世代映像コンテンツ制作を提供
  • ボリュメトリックビデオ撮影システム「POLYMOTION STAGE」
  • 100台以上のカメラで構成されたボリュメトリックビデオ撮影システムを導入
  • バーチャルプロダクションやモーションコントロールシステムとの連携にも期待
  • ニコンクリエイツ 代表取締役 宮原康弘氏インタビュー

https://jp.pronews.com/special/202302071548371680.html


【第五回:NHK放送技術研究所 メタスタジオ:ボリュメトリックキャプチャに質感を導入】

第五回は、2022年5月にNHK放送技術研究所(技研)の「技研公開2022」に訪問した 「メタスタジオ」について、2023年1月に再び見学をさせてもらいその後の進化等の話も伺い、主に「ボリュメトリック」撮影について業務使用に向けた内容などをまとめている。

<目次>

  • スタジオフォーマット志向
  • 従来のボリュメトリックスタジオでは得られない表面の質感を取得
  • ロボットカメラの導入によって少ないカメラ台数で広範囲をカバー
  • 拡張ポイントクラウドとデータ処理速度
  • 2025年頃の放送利用フェーズを目指して研究開発中

https://jp.pronews.com/special/202302081200372802.html


【第六回:ソニーPCL 「清澄白河BASE」:バーチャルプロダクションとボリュメトリックキャプチャ連携で新コンテンツ制作】

第六回は、ソニーPCLのバーチャルブロダクションスタジオ 「清澄白河BASE」について、実際に撮影したミュージックビデオを交えながら「ボリュメトリックキャプチャ×バーチャルプロダクション」の紹介をしております。
また、弊社青木がソニーグループのR&Dセンター増田徹氏にインタビューをした内容もまとめられています。

<目次>

  • はじめに
  • 高品位な2Dデータ生成やリアルタイムライブを実現
  • idomのパフォーマンスをVR空間で再現
  • ボリュメトリックキャプチャ×バーチャルプロダクション
  • ソニーグループ R&Dセンター増田徹氏インタビュー

https://jp.pronews.com/special/202302281900370917.html


【第七回:リアライズ・モバイル・コミュニケーションズXRスタジオ:最新事例は「FASHION TECH TOKYO」】

ボリュメトリックキャプチャの老舗、リアライズ・モバイル・コミュニケーションズXRスタジオについて、2017年に社員の半分が解雇されたニュースもあるリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ社の現状の運用形態を確認しながら、辰巳スタジオと東品川スタジオの設備や最新事例を紹介しております。

<目次>

  • ボリュメトリックキャプチャの老舗
  • 8iとの連携
  • 辰巳スタジオと東品川スタジオ
  • 最新事例:FASHION TECH TOKYO
  • ライブストリーミングにも対応
  • 低価格

https://jp.pronews.com/special/202303071738382016.html


CP+2023で配布されていた「小冊子『PRN Magazine』」にも同様の記事や弊社の紹介をさせていただいております。

「PRN Magazine Issue.16」は、PronewsサイトよりPDFダウンロード可能です
PRN Magazine Issue.16 ダウンロード配布

青木崇行|プロフィール

カディンチェ株式会社代表取締役。2009年慶應義塾大学より博士(政策・メディア)取得。ソニー株式会社を経て、カディンチェ株式会社を設立。
カディンチェではXRに関するソフトウェア開発に従事。2018年には松竹株式会社との合弁会社であるミエクル株式会社を設立、2022年1月に代官山メタバーススタジオを開設し、バーチャルプロダクション手法を用いたコンテンツ制作に取り組む。

各種問い合わせは下記のフォームからご連絡ください。

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    採用広報受託案件協業相談

    JST CREST「基礎理論とシステム基盤技術の融合によるSociety 5.0のための基盤ソフトウェアの創出」に採択

    2022年10月

    カディンチェ株式会社は、名古屋大学、東邦大学らと共に、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する戦略的創造研究推進事業(CREST)「基礎理論とシステム基盤技術の融合によるSociety 5.0のための基盤ソフトウェアの創出」に、研究課題名「多様な形態の現実を安心・安全に創り・繋ぐTrusted Inter-Reality基盤」として採択されました。

    本プロジェクトは、多様な形態の現実(物理現実空間、メタバース現実空間等)の安全性・信頼性をby-Designの観点で保証した上で、それらを相互接続し、様々なサービスの構築を可能とする「Trusted Inter-Reality基盤」技術の創出を目的とするものです。異なる空間同士の密接な相互作用や新たな脅威を想定し、各Realityを構成する空間の階層的なアクセス管理・セキュリティ保護が可能な実質空間の構築・接続技術の研究を通じ、次の社会の基盤となり得る新たなトラスト原則(注1)の確立を目指しています。

    「多様な形態の現実を安心・安全に創り・繋ぐTrusted Inter-Reality基盤」の研究概要

    プロジェクト名: JST CREST「基礎理論とシステム基盤技術の融合によるSociety 5.0のための基盤ソフトウェアの創出」
    研究課題名: 「多様な形態の現実を安心・安全に創り・繋ぐTrusted Inter-Reality基盤」
    研究体制: 東海国立大学機構名古屋大学(研究代表) 東邦大学、カディンチェ株式会社(主たる共同研究者)
    研究期間: 2022~2028年度の5.5年間
    JST掲載URL: https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/application/2022/220920/220920.htmll

    「多様な形態の現実を安心・安全に創り・繋ぐTrusted Inter-Reality基盤」の開発目標と目指す全体像

    情報技術は、我々の現実(Reality=人生の価値観を置く場所)を物質空間からサイバーな仮想空間へと拡張してきました。近年では、人間の五感とより直結する高度なVirtual Reality(VR)技術が次々と登場し、新たな産業の創造も期待されています。一方、その高い没入体験と引き換えに、常時装着するVR機器を通じた生体・環境情報に関するセキュリティ・プライバシーリスクや、肉体・精神への侵襲的な攻撃手法の登場も懸念されています。
    本研究では、様々な物質・仮想空間及びそこに存在する主体からなる多様な形態のRealityを構築し、その安心・安全な統合を実現する情報基盤技術の確立を目的としています。
    本研究ではまず、拡張されたRealityにおける空間の性質、利用主体の属性等を考慮した、新たなトラスト基盤に対する要件を、多様なモダリティのReality構築・接続技術の研究開発を通じ明らかにします。その際、空間及び利用主体の同一性保証、認証、動的かつ対象粒度を適用的に変化させる暗号手法など、情報セキュリティの視点の拡張のみならず、ウェアラブルデバイス(注2)等を通じた肉体・精神の侵襲性による影響と脅威を医学的に検証し、実際の利用・運用形態を想定した人間中心のユーザブルセキュリティ技術(注3)を備える情報基盤を設計します。各研究項目を統合した基盤を「Trusted Inter-Reality基盤」と名付け、国内外の実証実験を通じ、その利便性、安全性と可用性の評価を目指しています。

    注1)トラスト原則:
    従来の3つのセキュリティ要素CIA(Confidentiality、Integrity、Availability)を拡張したCCA(Confidentiality、Consistency、Availability)をInter-Realityにおけるトラストの原則と置いたもの。
    注2)ウェアラブルデバイス:
    人間の体に装着し、5感に刺激を与えるデバイス。視聴覚の没入性を高めるVRゴーグルや、皮膚感覚フィードバックを与えるハプティックデバイス等が含まれる。
    注3)ユーザブルセキュリティ技術:
    ユーザの負担が軽いなどユーザにとって身近で使いやすいといった高いユーザビリティを持っているセキュリティ技術。

    参考:
    名古屋大学のプレスリリース
    東邦大学のプレスリリース

    Mixed Realityデバイスを用いた空間体験「妖怪めがねの異界案内」を 水木しげる記念館にて実証実験

    2022年9月

    カディンチェ株式会社は、水木しげる記念館と水木プロダクション協力のもと、2022年9月23日(金)-25日(日)に、複合現実(Mixed Reality、以下MR)ヘッドセットを用いた展示ガイドコンテンツ「妖怪めがねの異界案内(ガイド)」の実証実験を水木しげる記念館(鳥取県境港市)にて行います。同期間中に来場されるお客様に対して、無料でヘッドセットを貸出し、館内での「妖怪めがねの異界案内」を体験いただきます。

    来年で開館20年を迎える水木しげる記念館では、漫画家水木しげる氏の生い立ちや作品の世界観を体感できますが、今回期間限定で貸し出す「妖怪めがね」を用いることで、日常に潜む人間の目では見えないものが覗けるようになります。まだ知らない水木氏の側面を聞いたり、いままで見えなかった異界の存在を身近に感じられたりと、空間を舞台に、水木しげるワールドを巡り体感していくインタラクティブな体験型の館内ガイドになっています。案内役はバックベアード、妖怪の大将である博識さを発揮し、館内を案内してくれます。

    主な機能:
    ・空間音声ガイド:展示に近づくと自動再生される音声ガイド
    ・拡張情報ポップアップ:妖怪洞窟での妖怪に関する空間情報表示
    ・異空間共有体験(撮影):妖怪広場での空間コンテンツの記念撮影

    MRヘッドセットは、Microsoft HoloLens 2を使用します。HoloLens 2はWindows を搭載し、 Mixed Reality を実現する自己完結型のホログラフィックコンピューターであり、頭部に装着することによりハンズフリーで実空間の認識や2D/3Dオブジェクトの空間内配置や表示が可能です。また、HoloLens 2内で動作するアプリケーションでは、自己位置推定技術としてImmersal社のVPS (Visual Positioning System)であるImmersal SDKを使用します。本技術により、館内の位置や展示物を高精度に認識できます。
    本実証実験では、記念館や博物館等の屋内展示空間において利用可能な次世代のガイドシステムとして、コンテンツ制作やMRシステム開発を行い、来訪者に体験いただくことで、その有用性や投資対効果を検証することを目的としています。

    【開発中画面】※開発中のため、今後仕様変更の可能性はあります

    「妖怪洞窟」にて妖怪めがねで見ている様子: 漫画のコマを模した表現で妖怪名や説明をホログラフィックで表示している

    「妖怪広場」にて妖怪めがねで見ている様子: 椅子の前やパネルの前にホログラフィックの妖怪が出現している

    実証実験完了報告とメディア掲載

    カディンチェ株式会社は、水木しげる記念館と水木プロダクション協力のもと、2022年9月23日(金)-25日(日)に、複合現実(Mixed Reality、以下MR)ヘッドセットを用いた展示ガイドコンテンツ「妖怪めがねの異界案内(ガイド)」の実証実験を水木しげる記念館(鳥取県境港市)にて行いました。9月22日のプレス・記念館関係者様向けと、23日から25日の一般向けの実証実験にて、のべ93名の方に体験いただき、体験後アンケートに回答いただきました。

    プレス向け公開の結果、以下のように記事や動画を掲載いただきました。ありがとうございました。
    朝日新聞:「妖怪めがね」でのぞく異界 鳥取の水木しげる記念館でMR実証実験
    日本海新聞:妖怪や人だま 目の前に 水木記念館 きょうからMRガイド実験
    読売新聞:MR 妖怪の世界いざなう

    実証実験概要

    実証実験名:MRヘッドセットを用いた「妖怪めがねの異界案内」
    期間:2022年9月23日(金)-25日(日)9:30〜17:00(受付は閉館30分前まで)
     ※MRヘッドセットの台数に限りがあるため、ご希望者が多い場合には各日先着順にて整理券をお配りいたします。ご了承くださいませ。
    場所:〒684-0025 鳥取県境港市本町5 水木しげる記念館
    主催:水木しげる記念館
    開発:カディンチェ株式会社
    クリエイティブディレクション:sabakichi (Domain)
    技術協力:日本マイクロソフト株式会社Immersal
    協力:水木プロダクション

    プレス説明会・プレス向け体験会

    以下の通り、報道関係者の皆様向けに説明会と体験会を予定しています。
    ■プレス向けオンライン説明会:2022年9月16日(金)14:00-15:00
     ご出席ご希望の方は、Eメールにてcontact@kadinche.comまでご連絡ください。
     折り返し、オンライン説明会用のURLをご連絡差し上げます。
    ■プレス向け体験会:2022年9月22日(木)の10:00-, 11:00-, 14:00-, 15:00-に体験会を実施します。
    ご体験希望の方は、Eメールにてcontact@kadinche.comまでご連絡ください。

    水木しげる氏プロフィール

    漫画家にして、妖怪研究家。1922年生まれ。鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征し、爆撃を受け左腕を失う。復員後紙芝居作家となり、その後漫画家に転向。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』などがある。

    水木しげる記念館とは

    水木しげる氏の生い立ちや作品の世界観を体感できるミュージアム。鳥取県境港市の水木しげるロードの東側に位置し、2003年3月8日(水木しげる氏の81歳の誕生日)に開館、鳥取県を代表する観光施設として多くの観光客が訪れている。館内には水木作品に描かれた妖怪が顔をそろえる展示スペースや同氏の仕事場の再現などがあり、ファンならずとも必見の施設である。妖怪研究家、そして漫画家水木しげる氏の原点がここにある。

    「代官山メタバーススタジオ」にてバーチャルプロダクション用のLEDウォールの運用開始

    2022年4月
    カディンチェ株式会社、松竹株式会社、ミエクル株式会社とともに運営している「代官山メタバーススタジオ」(住所:東京都渋谷区代官山町14番23号)にて、LEDウォールの運用を開始しました。

     カディンチェ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:青木崇行、以下「カディンチェ社」)は、松竹株式会社とミエクル株式会社とともに運営している「代官山メタバーススタジオ」(住所:東京都渋谷区代官山町14番23号)にて、LEDウォールの取り扱いを開始しました。

     

     LEDウォール(またはLEDボリュームとも呼ばれている)は、バーチャルプロダクションでの撮影に用いられる大型のLEDディスプレイで、ディスプレイ自体が照明を兼ねる事もあり、リアルタイムでの合成のクオリティが高いことが特徴の一つとされています。
     また、現地で投影されているCGやVFXの演出が目視で確認できるため、現地スタッフにて何が起こっているのかわかりやすいという利点もあります。

    今回カディンチェ社では、絶滅してしまった古代生物のモササウルスを用いたVFXデモ映像を作成しました。

    「代官山メタバーススタジオ」に導入したLEDウォールのスペックは下記をご参照ください。

    • 寸法:W4,880mm × H2401 mm
    • 解像度:W3,072 × H1,512 pixel

    カディンチェ社では、LEDウォールを活用したバーチャルプロダクションについてのお問い合わせもお待ちしております。

    ▼カディンチェ株式会社の概要
    代表者:青木崇行
    所在地:東京都渋谷区代官山町14−23 セントラル代官山 5階
    設立:2008年8月
    事業内容:VR/AR/MRシステムの企画・研究/受託開発・運用、コンテンツ制作・配信
    URL: https://www.kadinche.com
     

    お問合せはこちらから
    https://www.kadinche.com/contact/

    奄美市の観光VRのコンテンツを制作

    2022年4月
    奄美大島や加計呂麻島で、奄美の森や海などの自然や文化、お祭りなどの撮影を行い、「奄美の瞳」をコンセプトに9本の360度動画の制作を行いました。

     カディンチェ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:青木崇行、以下「カディンチェ社」)では2022年4月、松竹株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 山下 良則)、株式会社松竹映像センター(本社:東京都港区、代表取締役社長 山下 良則)と協同で制作を行った、奄美市の観光VR動画のコンテンツ制作を行い、その記者発表が4月7日に奄美市で行われました。

     

     カディンチェ社では、2021年度に鹿児島県奄美市で公募された、令和3年度奄美市VR動画を活用した観光誘客事業公募型プロポーザルに松竹株式会社、株式会社松竹映像センターと共同で応募を行い、採択され、VRコンテンツの制作を行いました。

     2022年3月の納品を行い、2022年4月7日に奄美大島の市町村の観光担当職員の方などにお集まり頂き、視聴会が行われました。

     このコンテンツでは奄美大島や加計呂麻島で、奄美の森や海などの自然や黒糖焼酎や大島紬などの文化や学校、お祭りなどの撮影を行い、「奄美の瞳」をコンセプトに、「海」「空」「夜」「子ども」「文化」「食」「神事」「ケンムン」をテーマに奄美を紹介する約2分間の8本の動画と、約4分間のダイジェスト版の計9本の制作を行いました。

     

     

     動画はHMDでの視聴だけでなく、Youtubeでも一般公開されています。
    Youtube:https://youtube.com/playlist?list=PLofeZPXHhGL2Z0o2XzagO0KfG4K6YVDrg

     

    カディンチェ社では、360度動画の制作を引き続き行ってまいります。
    ご関心がございましたら、お気軽にご連絡ください。

    ▼カディンチェ株式会社の概要
    代表者:青木崇行
    所在地:東京都渋谷区代官山町14−23 セントラル代官山 5階
    設立:2008年8月
    事業内容:VR/AR/MRシステムの企画・研究/受託開発・運用、コンテンツ制作・配信
    URL: https://www.kadinche.com

     

    お問合せはこちらから
    https://www.kadinche.com/contact/

     

    複数端末で同時再生が可能な360度動画同時再生アプリをリリース

    2022年4月
    新しく自社アプリとして開発を行い、4月より一般リリースを行います。

    カディンチェ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:青木崇行、以下「カディンチェ社」)では2022年4月より、360度動画同時再生アプリをリリースします。

     

     カディンチェ社では、2014年頃から360度動画の制作をスタートし、2015年から360度動画視聴アプリの開発を行ってきました。
     様々なHMDやスマートフォン向けに動画視聴アプリの開発を行う中で、複数台のHMDやスマートフォンで同時に同じ動画を再生したい、というご要望から、2018年頃より360度同時再生アプリの開発を行い、研修やイベント等でご利用頂いておりました。

     

     これまで、ご利用企業様向けに個別に開発とご提供をさせて頂いておりましたが、新しく自社アプリとして開発を行い、4月より一般リリースを行います。

     

    ・360度同時再生アプリの概要

     360度同時再生アプリでは、クラウドアプリ/ローカルアプリの2種類のバージョンでご提供させて頂きます。
    基本的な機能は同じですが、ご利用する用途やネットワーク環境に合わせてクラウド版/ローカル版のご提供をさせて頂きます。

    ■クラウドアプリ版
    ・管理端末、HMDどちらもインターネットに接続出来る環境が必要です
    ・管理端末とHMDのご利用場所は選びません(遠隔でも操作可能です。)

     

    ■ローカルアプリ版
    ・管理端末とHMDはローカルネットワークで接続します
    ・インターネットは利用しません
    ・別途ルーター等が必要になる場合があります

     

    360度同時再生アプリの基本機能

    ・360度動画同時再生機能
      管理画面に接続している複数台のHMDに対して、管理画面から同時に同じ360度動画の選択・再生・停止・10秒/30秒送り/戻しなどの同時再生が可能です。

    ・動画管理機能
      管理画面に動画をアップロードすることで、HMDにダウンロードすることが可能です。また、管理画面から動画を削除することで、HMD内の動画を削除することも可能です。
     対応動画:360度動画/360度3D動画(Top and Bottom形式)
          mp4(h264)、30FPSまで
          ビットレートやファイル容量の上限はありません
          (HMDや再生環境に依存します。)

    ・HMDモニタリング機能
      管理画面でHMDの温度、バッテリ残量、充電状況のモニタリングが可能です。

    ・HMD視聴状況モニタリング機能
      管理画面で特定のHMDがユーザーがどの方向を見ているのかモニタリングすることが可能です。

    ・対象デバイス
      HMD:Quest/Quest2
      管理端末:クラウド版:WindowsPC(ブラウザ)、タブレット(ブラウザ)
           ローカル版:WindowsPC(アプリ)
      ※タブレットでは再生出来るのは2Kまでの動画です。
      接続台数:システム上の上限はありません(ご利用のネットワーク等の環境によります)

     

     カディンチェ社では、 ”360度同時再生アプリ”を教育や研修、医療、エンタメ分野での使用を想定しておりますが、それ以外の分野に関してもご提供可能です。
    また、アプリだけでなく、360度動画制作も合わせてご提供が可能です。

     

    ご関心がございましたら、お気軽にご連絡ください。

     

    ▼カディンチェ株式会社の概要
    代表者:青木崇行
    所在地:東京都渋谷区代官山町14−23 セントラル代官山 5階
    設立:2008年8月
    事業内容:VR/AR/MRシステムの企画・研究/受託開発・運用、コンテンツ制作・配信
    URL: https://www.kadinche.com

     

    お問合せはこちらから
    https://www.kadinche.com/contact/

    3次元立体視PC内蔵型3Dインタラクティブディスプレイ「zSpace Inspire」の取り扱いを開始

    2022年4月

    カディンチェ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:青木崇行、以下「カディンチェ社」)は、専用のスタイラスを用いることで画面に映った3Dオブジェクトを操作し、それらを3次元立体視させられるPC内蔵型3Dインタラクティブディスプレイ「zSpace Inspire」の取り扱いを開始しました。

    以前のzSpaceとは違いヘッドマウントディスプレイ(HMD)やメガネを必要としないデバイスで、3D立体視ができること、3Dオブジェクトをつかんだり、はなしたり、まわしたり、今までにない没入感を体験してください。

    カディンチェ株式会社では引き続きzSpace Inspireの販売代理店を行っております。

    ・トラッキング機能
    zSpace Inspireは、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)やメガネを必要とせず、ディスプレイに組み込まれているトラッキング機能によって3D立体視を実現しています。

    ・zSpace専用のスタイラスペン
    zSpace Inspireの操作に使うスタイラスはディスプレイに組み込まれたセンサーにより、スタイラスの傾きを内蔵のセンサーが検知することで6DoF(Degrees of Freedom)を実現しています。あたかも画面内の3Dオブジェクトを実物のように持ち出すことができます。

    ・スタイラスセンサーモジュール
    zSpace Inspireに組み込まれているスタイラスセンサーモジュール(SSM)は、Inspireと専用スタイラスペンの位置を追跡し、つかんだり、はなしたり、まわしたり、拡大・縮小など、シームレスでリアルな3Dインタラクションを実現します。

     

    zSpace Inspire
    OS:Windows 11 Pro 64-bit
    CPU:11th Gen Intel® Core™ i5-11400H
    メモリ:Dual-channel 16GB DDR4 SDRAM
    ディスプレイ:15.6″ HD Display with IPS(3840 x 2160 in 2D mode)(1920 x 2160 in 3D mode)
    グラフィック:NVIDIA® GeForce RTX™ 3060 with 6GB GDDR6 VRAM
    ストレージ:512 GB SSD
    ウェブカメラ:1280 x 720
    アイトラッキングカメラ:1280 x 480 (VGA x 2)
    ワイヤレス and ネットワーク:Intel® Wireless Wi-Fi6 AX201 802.11a/b/g/n/acR2+ax Bluetooth® 5.1 Gigabit Ethernet, Wake-on-LAN ready
    ポート:USB 3.2 Gen 2, USB Type C / Thunderbolt 4, DisplayPort 1.4, HDMI port with HDCP , SDCard reader, 1000mb Ethernet (RJ-45) port

     

    zSpace Inspire Pro
    OS:Windows 11 Pro 64-bit
    CPU:11th Gen Intel® Core™ i7-11800H
    メモリ:Dual-channel 32GB DDR4 SDRAM
    ディスプレイ:15.6″ HD Display with IPS(3840 x 2160 in 2D mode)(1920 x 2160 in 3D mode)
    グラフィック:NVIDIA® GeForce RTX™ 3080 with 6GB GDDR6 VRAM
    ストレージ:1 TB SSD
    ウェブカメラ:1280 x 720
    アイトラッキングカメラ:1280 x 480 (VGA x 2)
    ワイヤレス and ネットワーク:Intel® Wireless Wi-Fi6 AX201 802.11a/b/g/n/acR2+ax wireless LAN Supports Bluetooth® 5.1 Gigabit Ethernet, Wake-on-LAN ready
    I/O – Ports and Connectors:USB 3.2 Gen 2, USB Type C / Thunderbolt 4, DisplayPort 1.4, HDMI port with HDCP support, SDCard reader, 1000mb Ethernet (RJ-45) port

     

    Q: サポートはありますか?
    A: 製品の販売価格には「1年間のメーカー保証」が付属しています。基本的な操作方法についてのサポートは行っておらず、マニュアルをご参照ください。別途、特別なサポート(初期導入支援、継続的な技術サポート等)が必要な際は有料となりますのでご相談ください。

    Q: 納期はどのくらいになりますか?
    A: zSpace商品の多くは、当社にてご注文を受けた後、米国zSpace社に発注をかけて、米国もしくはそのほか製造地より輸入する手順になります。そのため、感染症や半導体等部品調達の問題がない時期でしたら2-3週間、それら問題がある場合には2-3ヶ月間かかる場合もあります。時期にもよりますので、お気軽にお問合せください。

     

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    コーポレートロゴデザインのリニューアル

    2022年4月

     カディンチェ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:青木崇行、以下「カディンチェ社」)は、2022年4月1日にコーポレートロゴデザインをリニューアルすることをお知らせします。
    今回のリニューアルにより、さらに時代に沿ったプロダクトや社会課題に取り組んでいきます。

     カディンチェは2008年に創業し、今年で13年目を迎えます。“驚きを創り、世界に貢献する”という企業理念はそのままに、時代のニーズに合わせたバーチャルリアリティ(VR)ミックスドリアリティ(MR)を代表とする時空間・人間拡張技術を研究開発し、引き続き社会実装をしかけていきます。

    ・ブランドロゴ

    社名の「カディンチェ」とは、ゾンカ語(ブータン王国の言語)で「ありがとう」という意味です。ロゴマークに採用している鳥は「ワタリガラス」であり、北米大陸先住民族においては「創造主」や「トリックスター:Trickster」として神話に登場します。生かされていることに感謝しながら、他とは違う少し変わったこと、いたずらっぽいけど結局は良い方向に導けるようなことに取り組んで行きたいという想いを込めて、社名とロゴを決定しました。

     また、弊社は事業拡大のため代官山にオフィスを移転し、ミエクル株式会社(松竹とカディンチェの合弁会社)と新たに2022年1月に「代官山メタバーススタジオ」(住所:東京都渋谷区代官山町14番23号)を設営いたしました。

    代官山メタバーススタジオ」では、グリーンバックや大型LEDディスプレイを用いて、リアルタイムに人物とCG背景を合成し撮影することができます。これにより、ロケーション撮影が難しいといった地理的制約や、日照時間・天候といった自然条件に左右されない制作が実現できます。また、CG撮影後に必要な背景と人物の合成作業が大幅に短縮されるため、従来の編集作業の効率化が期待されます。本スタジオは、エンターテインメント×テクノロジーをテーマに設立したミエクル株式会社を主体として運営して参ります。

    ▼カディンチェ株式会社の概要
    代表者:青木崇行
    所在地:東京都渋谷区代官山町14−23 セントラル代官山 5階
    設立:2008年8月
    事業内容:VR/AR/MRシステムの企画・研究/受託開発・運用、コンテンツ制作・配信

    URL: https://www.kadinche.com

    お問い合わせは下記から
    https://www.kadinche.com/contact/