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代官山メタバーススタジオ:バーチャルプロダクションの研究開発

2021年12月

バーチャルプロダクション手法を用いたXR・映像コンテンツ開発拠点

ミエクル株式会社(松竹とカディンチェの合弁会社)では、バーチャルプロダクション手法の研究開発拠点として「代官山メタバーススタジオ」(住所:東京都渋谷区代官山町14番23号)を2022年1月から開設します。(以下、松竹によるプレスリリースの抜粋も含まれます。)

「代官山メタバーススタジオ」では、グリーンバックや大型LEDディスプレイを用いて、リアルタイムに人物とCG背景を合成し撮影することができます。これにより、ロケーション撮影が難しいといった地理的制約や、日照時間・天候といった自然条件に左右されない制作が実現できます。また、CG撮影後に必要な背景と人物の合成作業が大幅に短縮されるため、従来の編集作業の効率化が期待されます。本スタジオは、エンターテインメント×テクノロジーをテーマに設立したミエクル株式会社を主体として運営して参ります。

スタジオ設備概要

本スタジオは、横幅10m x 奥行き13m x 高さ 2.7mの空間であり、グリーンバック(2022年1月より)やLEDウォールを背景(2022年春以降を予定)とした撮影を可能にします。主な施設設備は以下の通りになります。
・撮影エリア:横幅10m x 奥行き5mのエリアにて、グリーンバックを背景として撮影できます。
・モーションキャプチャエリア: 横幅10m x 奥行き5mのエリアにて、モーションキャプチャが可能です。
・カメラトラッキング:Stype社のRedSpyを導入しており、カメラのトラッキングが可能です。
・リアルタイム合成:Future Group社のPixotopeを導入しており、UE4と併用することでリアルタイム合成が可能です。
・控室:10人以上が滞在できる控室には、洗面台も用意しております。
・打ち合わせ・ポストプロセッシングスペース:その他にも明るいお席を用意しております。

バーチャルプロダクション手法を用いた歌舞伎配信公演を実施

スタジオ発のコンテンツ第一弾として、2022年1月下旬に、源氏物語を題材とした歌舞伎公演を実施します。バーチャルプロダクション手法を用いて、バーチャル背景とリアルで舞う歌舞伎俳優をリアルタイムで合成し生配信いたします。日本の美しき季節の移り変わりの情景を3Dセットで表現し、従来の制作手法の枠を超えた、次世代のエンタテインメントを提供します。

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