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建設現場をIoT化するプラットフォーム「TSUNAGATE」向けソフトウェア開発を行いました

2020年6月

カディンチェ(社長:青木 崇行)は竹中工務店(社長:佐々木 正人)の建設現場をIoT化するプラットフォーム「TSUNAGATE(ツナゲート)」向けのソフトウェア開発を行いました。

「TSUNAGATE」は、インターネット接続を可能にした仮設分電盤を介し、建設現場にネットワーク(無線 LAN)環境を構築することで、様々な ICT ツールをクラウド管理システムにつなげて一括管理することができるプラットフォームで、竹中工務店独自の IoT分電盤と弊社のクラウド技術等の連携により実現したものです。
通常、建設現場では、仮設電源線によって工事用電力を供給していますが、仮設電源線を用いて通信を行うことができる「TSUNAGATE」を適用することで、ネットワークカメラやデジタルサイネージなどの ICT ツールのために個別に通信用配線を用意する必要がなくなります。また、それらの ICT ツールの一括管理、照明の遠隔制御、センサー情報の収集など、建設現場における IoT 化の実現を可能にします。

弊社では、「TSUNAGATE」のCloud開発とソフトウェア開発を行いました。

■「TSUNAGATE CLOUD」について
「TSUNAGATE CLOUD」は、建設現場に配置された「TSUNAGATE BOX」にインストールした機能を監視・制御するシステムです。
クラウド上に構築されているため、建設現場の「TSUNAGATE BOX」を web ブラウザ経由で遠隔地から集中管理することができます。
弊社ではAWS IoTを活用して「TSUNAGATE CLOUD」の開発を行いました。


■「TUNAGATE」を活用したその他の事例(「TSUNAGATE VIEW」)
「TUNAGATE VIEW」は、電力線通信(PLC)を活用し、カメラを天井に設置して仮設電灯に繋ぐだけで、周囲 360 度の映像を取得して「TSUNAGATE CLOUD」に保存するシステムです。建設現場内に複数設置することで、視点と日時を変更して現場内を見渡すことができる「バーチャル現場巡回」を実現しました。
弊社では、360度カメラを活用したソフトウェア開発や、バーチャルツアー、「PanoPlazaTour」のノウハウを生かして、クラウド開発などのソフトウェア開発を行いました。

当社では、今後も360度カメラソリューションとIoT技術を融合させて、デジタルツイン時代の現場・施工管理の効率化を支援してまいります。

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