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Inter-Polar Conferenceで氷河湖決壊洪水3Dシミュレーションについて発表しました

2025年9月

ネパールはカトマンズで2025年9月3日-5日に開催された「The Second Inter-Polar Conference Connecting the Arctic with the Third Pole HKH - Cryosphere, People, and Climate Change (2025)」にて、“Prototype of Water Flow Simulator Using 3D Digital Twin in Mountainous Area of Nepal”と題したプレゼンテーションを行いました。

ネパールはカトマンズで2025年9月3日-5日に開催された「The Second Inter-Polar Conference Connecting the Arctic with the Third Pole HKH - Cryosphere, People, and Climate Change (2025)」にて、“Prototype of Water Flow Simulator Using 3D Digital Twin in Mountainous Area of Nepal”と題したプレゼンテーションを行いました。
https://www.arcticcentre.org/EN/Inter-Polar-Conference


本国際会議は、ヒマラヤを南極・北極に続く第3極として、それら極地に共通する問題の一つである地球温暖化やそれによる氷河の融解などについて議論をする会議です。今回は第2回の会議でしたが、第1回ともに会場はカトマンズに拠点があるICIMOD: International Centre for Integrated Mountain Developmentであり、ヒマラヤを抱える南アジア諸国や北極を抱えるフィンランドの大学等が主催者になられています。


当社からの発表は、これまで培った3Dシミュレーション・ビジュアライゼーション技術を、氷河湖決壊から村での洪水までの過程の可視化に応用したものです。具体的には衛星画像解析により氷河湖の場所を特定し、そこから一定量の水流を流すことで、洪水の再現映像を作成しました。2024年と2025年度に起きた実際の氷河湖決壊洪水(GLOF)を調査し、水量や被害量の検証を行いました。以下にプレゼンで用いた動画を載せました。


当社では氷河湖決壊のリスクのある地域に対して3Dシミュレーションを提供できるように、精度や3Dシミュレータの機能をブラッシュアップするとともに、関係する研究機関・非営利組織等との連携を進めていきます。

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